チャリロト サービス
- トップ>
- チャリロトマガジン>
- 「北京オリンピック日本選手応援競輪」スペシャル企画>
- スプリント

ルールを知ったら楽しさ倍増!みんなで北京オリンピックを応援しよう!!


これぞ、トラック競技の華だ!
スプリントはもっとも人気のあるトラック競技。決勝ラウンドは1対1のガチンコ勝負で行われる。距離は1000mに近い周回数をバンクで走り、ラスト200mのスプリント勝負で着順が決まる。しかし、ただ走るだけではない。人気の秘密は、レーサーたちがラスト200mまでに駆け引きをしながら魅せるテクニック。技の宝庫をご堪能あれ。
予選はタイムトライアル
予選は、1人ずつ200mを走るタイムトライアルで行われ、好タイムを出した上位者が決勝ラウンドにコマを進める。
決勝ラウンド レース スタート
1対1のガチンコ勝負。また決勝にたどり着くまでに16分の1決勝、8分の1決勝、準決勝と勝ち上がらなくてはならない。
本題のレースについて、まずはスタートポディションだが、くじなどでコースの内側、外側が決まる。スタートは人に支えられて合図とともにゆっくり走りだす。
1周目のバックストレッチ(メインスタンドの反対側の直線)まで内側の選手に先行責任(先頭を走る責任)があるため、内側の選手が前を走る。これに違反すると失格となる。
その後は、ラスト200m地点くらいまで位置取りによる激しい牽制のしあいが続き、自転車が止まりそうなスローペースだったり、そうかと思えば速くなったりと、攻防戦が続くレースがほとんどだ。
ラスト200m地点までは進路変更もOK
全力疾走するか、ラスト200m地点に到達するまでは基本的に何でもOK。もちろん急に進路変更してもOKでバンク全面を使って走ることが許されている。(相手を落車させてしまうような危険な走行はNG)
一度全力疾走したり、ラスト200m地点を通過したら、その後は蛇行などはご法度。また、先行選手(先頭を走る選手)は、スプリンターレーン内(バンク内側の線から外側の線の間)を走らなければいけない。
スゴ技「スタンディングスティル」
スタンディングスティルとは、その場で停止すること。レーサーが、サドルからお尻をあげて、バンクの傾斜を使いバランスを取りながら、ペダルとハンドルを巧みに操りその場でピタッと動かない。もちろんペダルと足は固定されているため地面についているのは細いタイヤ2本のみ。まさにスゴ技。(ジャンプや20cm以上のバックは禁止)
また、長時間のスタンディングは禁止されていてスターターの指示に従って中止しなければならない。回数も決まっていて1レースで2回のみ。1人の選手が2回した場合も2カウントなので、もう1人の選手はできなくなる。2回を超えた場合、警告があるが無視した場合は失格。
スタンディングスティルは作戦
スタンディングスティルや蛇行(ジグザグ走行)は、先頭に立ちたくないレーサーが後ろのレーサーを前に行かせるテクのひとつ。
また後ろにいる選手が、スプリンターレーン内(バンク内側の線から外側の線の間)にいる前の選手を抜かす場合は、外側から抜かさなくてはNG。
ダッシュはラスト200m!
全力疾走が見られるのはラスト200m。また、この200mのタイムは参考として記録するだけで、タイムは関係なく先にゴールした者が勝者となる。
そして、スプリントは他の種目と違い、スピードプラス作戦やテクニックが必要とされるだけに、1つのレースに詰まった自転車のおもしろさに世界中のファンから愛されている。
【知っトク知識】日本のレーサーの名が歴史に刻まれている
1984年ロサンゼルスオリンピックで坂本勉選手(現役競輪選手)が銅メダルを獲得。そして中野浩一選手(1992年競輪選手引退)が世界選手権で10連覇という記録を残したのもこの競技。この中野選手の活躍によりケイリンが、国内だけでなく世界的にも認知されるようになったのは有名な話。


