ABOUT

高松宮記念杯競輪とは

G1競走の1つ。2017年から東西対抗戦が復活して、勝ち上がりは東地区と西地区に分かれるのが大きな特徴だ。
2010年までは大津びわこ競輪場で開催されていたが、廃止に伴い、それ以降は持ち回りの開催となった。
今年で72回目を迎え、岸和田競輪場での開催は2年ぶり6回目となる。
例年、梅雨時に開催されるため、「雨の宮杯(みやはい)」という略称でも呼ばれている。

昨年、宮杯23年振りの完全優勝で制した
脇本雄太(SS/福井94期)。
東京五輪を目前に控え、
いま『第71回 高松宮記念杯競輪G1』を振り返る!
チャリロトだけの特別インタビュー!

昨年のレース回顧

昨年の高松宮記念杯は、日本の競輪を走ることがグランプリ以来。S級S班の立場として、6月スタートは申し訳ない気持ちもありましたが、五輪も延期になり、五輪と日本の競輪をどう両立していくか? 気持ちの整理が気になっていた時期でした。
初日は雨で、アクシデントもあって前輪が滑ったのに1着。これを乗り越えられたので、次に繋がるかなと思っていました。
決勝の自力選手はグランプリとあまり変わらない、本当に東西を代表するメンバー。僕自身は自分が行きたいところで行くスタイルだけはブレないで、打鐘で先頭に出て、難しいことを考えず、しっかり踏み切ろうと思っていました。あとは番手選手を信頼。全力だったので、ゴール前は思わず叫びながら駆け抜けた感じでしたね。リプレイ見ても、分かると思います(笑)。
高松宮記念杯は他のG1と違い、東西に分かれて勝ち上がるので、特色があって良いと思います。手の内が全部わかっているので、やりにくいのもありますが、戦った上で、お互いの長所や短所を見極めて今後に活かせるのがプラス材料ですね。
最後に五輪に向けては、練習も焦らずに進めていくことが大事。いよいよですし、しっかりと最終調整をやっていきたいと思っています!

昨年の決勝映像
2020年の最終日レポートは
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出走表

レースプログラム

※勝ち上がりのみ掲載

1着賞金
2,993万円

EXPECTATION

レース予想

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データ分析

優勝者データ

第1回(1950年)から第71回(2020年)まで集計。

最年少優勝:19歳(1950年大津びわこ:山本清治、1952年大津びわこ:高倉登)
最年長優勝:45歳(2004年大津びわこ:松本整)
最多優勝:5回(滝澤正光)
大会3連覇:滝澤正光(1985年~1987年)、中井光雄(1954年~1956年)
完全優勝:11回(高倉登、松村憲、平間誠記、吉川多喜夫、稲村雅士、荒川秀之助、滝澤正光、神山雄一郎、吉岡稔真=2回、脇本雄太)

勝ち上がり分析
※直近20開催の優勝者を集計(のべ人数)

初日予選から優勝したのは2005年の村本大輔まで遡る。
(※2011年の深谷知広が初日選抜スタート。現在の勝ち上がりで初日選抜は無し)
2012年以降、9年連続で初日特選の18名から優勝者が出ている。

※直近20開催の40名を集計(のべ人数)

初日特選1着の両選手がともに優出したのは2005年がラスト。

・青龍賞・白虎賞の戦績
2018年に初日から2日目に移行した両レース。直近20開催で集計。

青龍賞1着→優勝:2名
(2015年武田豊樹、2016年新田祐大)
白虎賞1着→優勝:2名
(2014年稲川翔、2020年脇本雄太)

地区別優勝者

数字は東地区が優勢も、直近3年は西地区から優勝者が出ている。

最も多いのが南関東勢。近畿地区の開催が多いので、近畿勢の活躍が目立つ。中国地区は1957年西村亀(山口)の優勝のみ。松浦や清水など中国地区の選手が制したら、64年ぶりの優勝となる。

決勝の傾向

3連単の最高配当は10万9040円(2005年大津びわこ:村本大輔)、3連単10万オーバーは、この1開催のみ。最低配当は2,010円(2013年大津びわこ:成田和也)。

※直近20開催を集計

昨年は脇本雄太が逃げ切りで優勝。「逃げ」で優勝は、2006年山崎芳仁以来14年ぶりだった。

※ライン決着=ライン形成選手のワンツー。
※決勝で主導権を握ったラインの番手選手の戦績

昨年は脇本雄太が圧巻の逃げ切り優勝を果たしたが、直近では2019年の中川誠一郎、2018年の三谷竜生が番手から差し脚を伸ばして優勝している。

決勝の出目

直近20開催では、2番車が5勝と好成績。昨年優勝の脇本雄太も2番車で、直近5開催で4連対と連対率爆上げ中。8番車の相性が悪く、2004年の2着を最後に連絡みがない。
※あくまで出目のデータです。

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