第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント G1
前橋競輪場 10/20木 21金 22土 23日
世界選トラック競技出場者や、それに準ずる国際大会トラック競技など自転車競技で活躍している選手を中心に選抜されるG1競走。
今年も全プロトラック競技大会は中止のため、出場予定だった競走得点上位選手からもエントリー。
今年は、第1回開催地でもある前橋競輪場で2021年以来2年ぶりの開催となる。
寬仁親王牌・世界選手権記念
トーナメント
レースプログラム
※勝ち上がりのみ掲載
寬仁親王牌・世界選手権記念
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特別対談
小松崎大地×加藤慎平
元競輪選手で、現在解説者としてご活躍中の加藤慎平さんが、注目のチャリレンジャーと対談し、
レースにまつわる本音を聞き出す企画。
オールスター競輪でも活躍したチャリレンジャー小松崎大地が登場！
小松崎 大地（S1・福島99期）
2011年1月 宇都宮競輪場でデビュー
加藤 まず今年を振り返ってもらいたいのだけれど、G1は2回決勝に乗っているし、ここまでの自分の競走はどう評価する？
小松崎 ビッグレースに関しては、すごくレースの流れにしっかりと乗って走れている感じがありますね
加藤 小松崎選手も40歳で、ベテランの年齢に差しかかっているけど、（佐藤）慎太郎選手や成田和也選手だったりと重たいものを背負って走る一方で、超ダッシュがある選手の番手も走る。なかなか大変な立場だと思うけど、自分が置かれている役割に関してはどう思う？
小松崎 そうですね。重たい番組の時もありますし、フレッシュな勢いのある選手の番手を回ることもあります。今の北日本地区は、個々は強いですが、今のG1戦線を戦っている選手の層が薄いので、連携回数は多くなりますし、そこにすごく強さは出てきていますね。でも、今は下からの突き上げが少ない地域なので、そこは何とかしないといけないです。自分もラインの力を引き出してもらって、今の走りができていると思うので
加藤 毎回、重責を背負う位置だと思うけれど、だからこそ、今なお成長できているというのがあるのかな？
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出場チャリレンジャー
チャリレンジャーとは
チャリロトの公式スポンサード選手愛称です。
レース予想
加藤慎平の
開催展望＆注目選手
加藤慎平
2005年12月に全日本選抜、KEIRINグランプリを制覇し競輪界の頂点に立った。この時の月額獲得賞金1億3千万円は競輪界レコード記録。2018年12月に現役引退後は様々な分野でマルチに活躍している。
開催展望
寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントがグリーンドーム前橋に戻ってくる。人間離れしたハイスピードバトル必至だ。小回りバンクだけに、自力選手は我先にと前へ前へレーサーを漕ぎ進める。すると残り2周半からゴングが鳴り、その結果、捲りが決まりまくる。そんなドラマが、たくさん観られることはほぼ間違いない。
さぁ、そしてKEIRINグランプリ出場権争いも佳境を迎えてきた。残された高額賞金レースも競輪祭（G1）と、この寛仁親王牌（G1）のみとなり、ボーダー付近の選手は、ここで決めておきたい気持ちが強いだろう。この大会は、寛仁親王殿下の冠名が付いており、ご存命の時は優勝牌が直接手渡されていた。それは大変光栄なことであり、選手はそれに憧れ、死力を尽くしたものだ。バンクの特性としてはダッシュ力に優れ、一度、後方に置かれても、巻き返す切れ味のある選手が有利になってくる。まさに、ナショナルチームに代表するスプリンター達が大好物のバンクとなる。逆にダッシュ力が無いと、後方からの巻き返しが困難となるだけにワンチャンスが命取りとなる実にシビアな4日間になるだろう。
注目選手
寛仁親王牌
チャリロト
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予想に役立つデータ分析
準特別競輪（当時）に格上げされた第1回（1992年）から第30回（2021年）まで集計。
昨年の優勝：平原康多
最年少優勝：21歳（1992年：吉岡稔真）
最年長優勝：43歳（2002年：松本整）
大会連覇：神山雄一郎（1996年、1997年）
最多優勝：4回（1995年、1998年、2001年、2004年：小橋正義）
完全優勝：1回（1996年：神山雄一郎）
今年は21歳の吉田有希が参戦。21歳1カ月の優勝なら、最年少優勝記録を更新する。
最年長優勝記録に挑むのは45歳の佐藤慎太郎をはじめ、43歳以上の15名。
決勝の3連単最高配当は21万2,050円（2015年園田匠）で、昨年はそれに次ぐ19万4,360円の高配当決着だった。一方の最低配当は1,600円（2018年脇本雄太）。
直近の逃げ切り優勝は2020年の脇本雄太で、2005年の小嶋敬二以来の逃げ切りVだった。
2017年から19年まではライン決着が続いたが、一昨年（脇本雄→新田祐）に続き、昨年も別線（平原康→大槻寛）での決着だった。
昨年は吉田拓矢の番手回りだった平原康が優勝。直近20開催では半数の10回を番手回りの選手が制している。単騎では2012年に佐藤友和が優勝。
2018年から近畿が3連続優勝していたが、昨年は関東地区の平原が優勝。関東勢の優勝は8回でトップ。南関地区は93年の滝澤正光、09年の海老根恵太の2Vのみと苦戦傾向。
昨年は9番車の平原康多が優勝、2着は8番車の大槻寛徳で、3着は6番車の菅田壱道で決着。ちなみに6番車が絡んだのは2011年以来だった。7番車は2着が多い割に優勝は少なく、06年の後閑信一の優勝までさかのぼる。
※あくまで出目のデータです。
周長は335mで、みなし直線は46.7m。国内初となるドームバンクであり、そのために天候の影響を受けないのが一番の特徴。風の影響を受けず、カントもきついため、超高速バンクと呼ばれており、先行選手に有利。捲りも早めの仕掛けが重要で、スピードにも乗りやすいので出切ってしまえばライン決着率は高くなる。バンクレコードは8秒8で、2014年9月13日に中川誠一郎が更新。
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(10/22 3日目)