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2019/06/20

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.14

『森泉宏一の実況天国』Vol.14

先日、伊勢崎オートで行われましたG2稲妻賞。
青山周平(伊勢崎31期)選手が早川清太郎(伊勢崎29期)選手と激しいバトルを演じて制しました。
オートレースという競技の面白さを改めて感じる一戦。
是非、チェックしてみて下さい!

レースリプレイはこちら!

この2人を追っていたのが、今回のG2稲妻賞ポスターのモデルを務めた吉原恭佑(伊勢崎32期)選手。

その後ろ、4番手を走っていたのが“絶対王者”髙橋貢選手(伊勢崎22期)でした。
“髙橋貢”という大きな壁を乗り越え、上位3人が地元の若手選手。
3人が躍動する構図が今後のオートレースを更に期待したくなる、そんな光景に見えました。

さて、ゴールデンウィークに浜松で行われたSGオールスター。
また、オートレース成田での予想会についてのコラムが続いたもので。
『実況アナウンサーを目指したキッカケ』シリーズの更新が滞っていました。
このまま忘れられないように今回から再開したいと思います。

さて、前回は、「喋る仕事を志した瞬間」について記しました。
前回のコラムはこちらです。

「スタジアムDJになりたい!」
とは思ったものの、それだけでは食べていけません。
というより喋る仕事、他にどんなジャンルがあるのか?
実況、声優、キャスター、ナレーター、司会、リポーター、ラジオパーソナリティーなどなど。
それまで意識したことはありませんでしたが、調べてみると「喋る仕事」と、一括りにはできない程、様々な種類があります。
実はそれだけ沢山のジャンルがある中で。
真っ先に思ったことは「実況だけは絶対に無理!」ということでした。
「あんな目の前で起こっていることを原稿なしに喋るなんて……無理、無理、無理っ!」
「であるならば、原稿のあるもの。その方が良いっ!」
そうなのです、実は数ある「喋る仕事」の中でも実況アナウンサーは“いの一番”で無理だと考えていました。
(次に演技力を必要とする声優も断念しています)
今となっては性に合っているかなとも思うのですが。
当時の森泉(21歳)には全くイメージができない別世界のものだと感じていました。

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