山陽特別G1(最終日)レポート
2019年9月25日
山陽(最終日)特別G1共同通信社杯プレミアムカップ
【12R=特別G1共同通信社杯プレミアムカップ優勝戦出場メンバー】
0mオープン 4,100m
1/佐々木啓(山陽23期)レノファ/試走3.31
2/青山周平(伊勢崎31期)ハルク・73/試走3.30
3/有吉辰也(飯塚25期)キックアス/試走3.34
4/鈴木圭一郎(浜松32期)カルマSK5/試走3.29
5/田中茂(飯塚26期)レイリー/試走3.35
6/荒尾聡(飯塚27期)デフジャムAK/試走3.33
7/佐藤摩弥(川口31期)Pタン/試走3.33
8/高橋貢(伊勢崎22期)Rウルフ/試走3.33
今節は台風の影響で2日目が中止となる波乱含みの開催となったが、3日目以降は台風一過で天候も回復し、準決勝および優勝戦は良走路で争われた。
近況のグレードレース優勝戦でバチバチと、火花を散らす鈴木圭一郎と青山周平を中心に、復活を印象づける有吉辰也、地元からは佐々木啓がただ1人優出を決めた。さらに佐藤摩弥は女性レーサー初のG1優勝も狙え、着順次第では年末のスーパースター王座決定戦トライアル初出場の期待が高まった。もちろん、実力者の高橋貢、荒尾聡、田中茂も虎視眈々(こしたんたん)と、V奪取を狙い、優勝戦は目の離せない好メンバーの一戦となった。
0mオープン戦ゆえに大注目のスタート。
まず飛び出したのは青い勝負服の4・鈴木だった。
内枠3車を叩き切り、早くも先頭に立つ。
2番手はスタート巧者の6・荒尾で、3番手は7・佐藤が好スタートを決めて続いていく。
2・青山は5番手での初周となった。
4・鈴木は快速を飛ばして、1周回で2番手以降を引き離しにかかる。
2周回3コーナーで7・佐藤が6・荒尾をかわして2番手に浮上。
2・青山は2周回目で4番手に上がると、さらに3周回1コーナーで6・荒尾を捲る。
さらに4周回3コーナーで7・佐藤を捌いて2番手まで上昇する。
しかし、既に4・鈴木は独走状態。
そのまま4・鈴木が8周回を影をも踏ませぬパーフェクトな逃げ切りで圧勝ゴール。走破タイムも3.354と好時計をマーク。
2着には2・青山、3着には1・佐々木の追い上げを凌いだ7・佐藤が入着した。
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