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2020/11/03

P-Navi編集部

川口SG(最終日)レポート

川口SG(最終日)レポート

2020年11月3日
川口(最終日)SG 第52回日本選手権オートレース

【12R=優勝戦】
*10周回 5,100m(斑走路)0mオープン
1/中村雅人(川口28期)/試走3.30
2/金子大輔(浜松29期)/試走3.30
3/高橋貢(伊勢崎22期)/試走3.27
4/鈴木圭一郎(浜松32期)/試走3.26
5/木村武之(浜松26期)/試走3.31
6/荒尾聡(飯塚27期)/試走3.29
7/森且行(川口25期)/試走3.30
8/山田達也(川口28期)/試走3.34

昨夜からの雨は一旦、止んで、3レースからは斑走路へと回復。
だが、小雨がパラつく時間帯もあり、斑(ぶち)走路の発表のまま優勝戦を迎えた。
試走トップタイムは3.26を出した4・鈴木圭一郎。
対抗一番手は試走3.27の3・高橋貢で、1・中村雅人、6・荒尾聡、5・木村武之が人気順で続いた。

大注目のスタートはセンター枠から4・鈴木が先制。

鈴木が1コーナーをトップで通過。
外枠から7・森且行も好スタートを決め、2番手に上がる。
3番手に2・金子大輔の態勢。

1周回3コーナーで4番手の6・荒尾がインを狙い、3番手にポジションを上げる。

4周回2コーナーで荒尾が森を抜いて2番手に浮上。

5周回3コーナーで荒尾が鈴木のインを攻める。
荒尾は前に出るものの、鈴木と接触して両者が落車。
(*荒尾が落因、鈴木は他落)

落車により先頭に立ったのは森。
2番手に金子と、展開が大きく変わる。

逃げる森に対して、金子が詰め寄るが、森も譲らない。

残り1周、森と金子のマッチレースが続く。
3番手には高橋が浮上する。

森が金子を振り切って、念願のSG優勝のチェッカー。
2着に金子、3着に高橋が入線した。

約4年ぶりのSG優出だった森が悲願のSG初制覇を成し遂げた。

優勝/森且行(川口25期)競走タイム3.375
競走車名:ハカ

事故があったレースというのもありますが、まだ実感が湧かないです。
見せ場を作るならばスタートで1、2番手にいくしかないので。
とりあえず最後まで練習しようと、8レースの時もスタート練習にちゃんと出て、タイミングを取れるようにしていた。
スタート練習から手応えがあったので、自信を持っていけましたね。
エンジンはそんなに良くなかったと思います。
2番手からはとりあえず圭一郎君についていこうと、それだけでした。
あまりペースも上がっていなかったので、ついていけましたね。
(荒尾)聡に入られた時はヤバいなと、思いました。
でも、スーパースターのポイントも取りにいかないといけないので、とにかく滑らせないように走りました。
もう何も考えずに、ひたすら3番手をキープしようと。
(落車があり、先頭に立ってからは)滑り始めて、キツかったです。
最後の1周もメチャクチャなコースになっていたと思います。
ゴールした瞬間は嘘だと、思いました。
20数年間、頑張ってきて、SGの優勝に届いていなかったので。
一番、獲りたかった日本選手権のタイトルが獲れて、本当に嬉しいです。
やっと約束が守れて、良かったと思います。
40歳を過ぎて、体力が衰えて、SG優勝は正直、無理だと思っていた。
でも、やる気だけはあって、練習は一杯していました。
今回も減量が本当にキツかったけど、それがスタートに出たと思います。
SGタイトルは1つだけでなく、2つ、3つと、獲りたいですね。
スーパースターも懸命に頑張りたいと思います。

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