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2020/11/22

P-Navi編集部

浜松G1(4日目)ピックアップ

浜松G1(4日目)ピックアップ

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(湿走路)

フライングを切った3・中尾貴志。
2本目のスタートは0ハン外からカマシを決めて、レースの主導権を握っていく。
10線からは5・久門徹が4番手につける。
中尾は徐々にリードを広げていき、独走態勢。
2番手に1・浅野浩幸、3番手に久門徹が続き、6・佐々木啓が久門との差を詰めていく。
無念のフライング失権となったが、中尾が逃げ切って1着。
2着に浅野が入り、3着は佐々木の攻めを凌ぎ切った久門が入着。
浅野と久門の両名が優出切符を手にした。


2着/浅野浩幸(浜松25期)競走タイム3.758
競走車名:テンメイ ランク:A140
今節の成績:6着・2着・1着・2着
本日が47歳のバースデーだった浅野が自ら祝砲を放った。
準決勝戦は「出ないことには話しにならない」と、気合いのスタート。
快速を飛ばした中尾には及ばなかったが、「抜かれたら仕方ない。リラックスして走りました」と、2着をキープした。
G1秋のスピード王決定戦は昨年に続いての優出。
「昨年は8着だったので、今年は1つでも上を目指したい」と、意気込みを語った。


3着/久門徹(飯塚26期)競走タイム3.759
競走車名:ロロノア・ゾロ ランク:S28
今節の成績:5着・2着・7着・3着
熾烈(しれつ)な優出争いを制して、3着ながらもファイナル進出を決めた。
晴れのエンジンは「悪くないが、跳ねがある」とのことで、優勝戦に向けて、策を練る。
G1優勝は過去1回あり、それが2011年浜松の開場記念ゴールデンレース。
再び浜松で9年ぶりのG1優勝へ虎視眈々(こしたんたん)だ。

【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(湿走路)

0ハンから2・平塚雅樹がスタートから勢い良く飛び出して先行態勢。
8・鈴木圭一郎は1周回目で5番手につける。
逃げる平塚に、3・岩田裕臣、5・新井恵匠が続き、なかなか鈴木は仕掛け切れない。
4周回目2コーナーで鈴木は新井を内から捕えて3番手に上がり、前を追う。
鈴木は3番手のまま最終周回に入り、最終3コーナーで勝負に出て、岩田をかわす。
鈴木はゴール前で平塚にも迫ったが、平塚が逃げ切り1着。
2着に鈴木、3着に岩田が入着した。


1着/平塚雅樹(浜松31期)競走タイム3.768
競走車名:リンカーベル ランク:A52
今節の成績:6着・1着・2着・1着
「スタートは一杯でした。あとは滑らせないように走りました」
そう振り返るように、好スタートを切ってから、後続をシャットアウト。
見事に6周回を逃げ切った。
G1の優勝戦進出は5年半ぶり、地元・浜松の優出自体も約2年4ヶ月ぶり。
5年前のG1優勝戦では試走落車という悔しい結果に。
2回目のG1ファイナルに向け、「自分の出来ることをシッカリして、ベストを尽くします」と、力を入れる。


1着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.756
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・5着・3着・2着
道中は苦戦を強いられたが、最後の最後で攻めに出て、優勝切符を手にした。
初日に史上最速での通算500勝を決めたが、その後は未勝利での勝ち上がり。
「501勝目が遠いですね……」と、苦笑い。
それでも、エンジン状態に関しては「良くなっていると思います」と。
スタートも日に、日に切れており、これでG1スピード王決定戦3連覇に王手を懸けた。
「3連覇は気にしていないですが、501勝目ができるように頑張ります!」

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【最終日・12R=サンケイスポーツ杯 G1秋のスピード王決定戦・優勝戦】
*8周回 4,100m 
1/浅野浩幸(浜松25期)ハンデ0m
2/平塚雅樹(浜松31期)ハンデ0m
3/吉田恵輔(伊勢崎29期)ハンデ0m
4/久門徹(飯塚26期)ハンデ10m
5/高橋貢(伊勢崎22期)ハンデ10m
6/金子大輔(浜松29期)ハンデ10m
7/荒尾聡(飯塚27期)ハンデ10m
8/鈴木圭一郎(浜松32期)ハンデ10m

0−10mのハンデ戦になった優勝戦。
4日目は7レース以降に雨が降ったり、晴れ間がのぞいたり。
コロコロ変わる不安定な天候の中、準決勝戦4レース全てが湿走路で行われた。
最終日は晴れ予報で、雨の心配はなさそう。
『スピード王』のタイトル通り、ハイスピードのバトルが展開されそうだ。

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