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2021/07/02

P-Navi編集部

飯塚ミッドナイトG2チャリロト杯(4日目)レポート

飯塚ミッドナイトG2チャリロト杯(4日目)レポート

【8R=準決勝戦A】
*6周回 3,100m(良走路)

単独0ハンから逃げる1・水崎正二を2周回3コーナーで5・前田淳がかわす。前田を追って7・伊藤信夫が2番手まで上がってくると、3周回3コーナーで前田のインに入り先頭に躍り出る。前田もしぶとく食らいつくが、伊藤が1着ゴール。2着に前田、3着には岩見貴史が入着した。


1着/伊藤信夫(浜松24期)競走タイム3.360
競走車名:プロドライブ ランク:S4
今節の成績:2着・2着・3着・1着

連日の大外枠で勝ち切れなかったが、4日目にして勝ち星を掴んでホッとした表情を見せた。エンジンは「タイムも出ているし、安定していると思います」と評価。準決勝戦で「滑った」というタイヤを換えて、エンジンは気候に合わせて微調整していく。飯塚のグレードレース優勝戦は、約5年ぶり。今節は最上位ランクでの参戦であるが、勝てばG2は8年ぶり10回目の優勝となる。


2着/前田淳(山陽27期)競走タイム3.363
競走車名:メスカリート ランク:A15
今節の成績:1着・3着・1着・2着

今シリーズは動きの良さが際立っており、オール掲示板入りで優出を決めた。もちろんエンジン状態は「良いですね」とキッパリ。飯塚開催が続いており、これで3節連続の優出と安定した結果を残している。G2の優勝戦は、3年前に優勝したG2小林啓二杯以来。優勝戦に向けては「タイヤを換えるか、どうか」。オール10mハンデ戦の3枠から、好展開に持ち込みたいところ。

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【9R=準決勝戦A】
*6周回 3,100m(良走路)

スタートで早くも2番手につけた7・有吉辰也が、逃げる片岡賢児を2周回3コーナーでかわす。抜け出しに成功した有吉が逃げる中、2番手で片岡も粘るが、4・高宗良次が差を詰めて4周回で2番手に浮上する。有吉がリードを保ったまま1着ゴール。2着は高宗と6・藤岡一樹の争いになるが、高宗が振り切って優出を決めた。


1着/有吉辰也(飯塚25期)競走タイム3.386
競走車名:キックアス ランク:S22
今節の成績:1着・4着・1着・1着

試走は3.31で「タイヤ選びに失敗して、滑ってしまった」。「もうスタート行かないとヤバい」と、切れ味鋭いスタートで劣勢を覆した。抜け出した後もタイヤ要因で「ペースを上げられなかった」と振り返るが、今シリーズ3勝目をマーク。エンジン自体は好感触で、あとは優勝戦に向けてタイヤの選択だ。優勝戦でも超抜スタートを切って、再び「Vサイン」を見せたい。


2着/高宗良次(飯塚32期)競走タイム3.389
競走車名:ビーバップ2 ランク:A26
今節の成績:1着・1着・4着・2着

有吉のカミソリスタートには屈したものの、「力が入った」というレース運びで2着。今節は初日から連勝を決めたようにエンジン状態は「凄く良い」ので、優勝戦に向けて「あとはタイヤだけ」。グレードレースは2018年伊勢崎のG2稲妻賞以来の優出となる。優出メンバー中、優勝を経験していないのは高宗だけ。1号車から「トップスタートを切るしかない」とグレードレース初優勝に向けて意気込む。

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【最終日・9R=優勝戦】
*8周回 4,100m オール10mハンデ戦
1/高宗良次(飯塚32期)
2/東小野正道(飯塚25期)
3/前田淳(山陽27期)
4/角南一如(山陽27期)
5/平田雅崇(川口29期)
6/有吉辰也(飯塚25期)
7/伊藤信夫(浜松24期)

S級レーサーは4名が優勝戦に進出。オール10mハンデ、8周戦でミッドナイトG2の覇を競う。
天気予報ではミッドナイトの時間帯は「曇」マークが出ているが、4日目も準決勝戦の後に雨が降っており、急な天候変化も考えられる時期なだけに、走路状況は十分にチェックが必要だ。いよいよ最終日! チャリロト杯ミッドナイトチャンピオンカップの初代王者に輝くのは……!?

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