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2021/08/28

P-Navi編集部

川口オートG1(4日目)レポート

川口オートG1(4日目)レポート

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

10線から3・掛川和人が好スタートを決めて、0ハンの1・清水卓を追う。8・鈴木圭一郎も1周回で3番手と好位置につける。2周回目に掛川は清水の内に入って先頭に躍り出る。すぐさま鈴木も2番手に浮上、さらに7・若井友和も3番手に上がって前を追う。鈴木は幾度と詰め寄るが、掛川は巧みなレース運びで鈴木の仕掛けを凌ぎ切り、1着ゴール。2着に鈴木、3着に若井が入線した。


1着/掛川和人(川口22期)競走タイム3.428
競走車名:チッチ07 ランク:A17
今節の成績:6着・1着・2着・1着
G1優勝:無し
(当時G2だったキューポラ杯は95年、98年に優勝)


2着/鈴木圭一郎(浜松32期)競走タイム3.431
競走車名:カルマ3K ランク:S2
今節の成績:1着・1着・2着・2着
G1優勝:12回(2020年11月浜松「秋のスピード王決定戦」)

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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

10線からスタートで2・浅香潤と5・小林瑞季が先制。小林は3コーナーで1・山田徹と浅香のインに入るが、やや流れたところを浅香が再逆転する。浅香が逃げ、2番手に小林、3番手に平田雅崇の態勢となるが、8・青山周平も一車ずつ捌いてポジションを上げていく。4周回1コーナーで小林は浅香を捕らえて先頭に立つと、青山も続いて2番手まで浮上。射程圏に入った青山は最終周回3コーナーで小林を抜いて1着ゴール。2着に小林、3着に浅香で入着した。


1着/青山周平(伊勢崎31期)競走タイム3.424
競走車名:ハルク・73 ランク:S1
今節の成績:1着・5着・1着・1着
G1優勝:15回(2021年3月飯塚「特別G1プレミアムカップ」)


2着/小林瑞季(川口32期)競走タイム3.424
競走車名:チャック ランク:S36
今節の成績:2着・5着・4着・2着
G1優勝:1回(2020年9月伊勢崎「ムーンライトCC」)

※G1優勝の( )は直近の優勝開催。

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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回 4,100m オール10mハンデ戦
1/山田真弘(川口24期)
2/掛川和人(川口22期)
3/黒川京介(川口33期)
4/小林瑞季(川口32期)
5/佐藤貴也(浜松29期)
6/高橋貢(伊勢崎22期)
7/鈴木圭一郎(浜松32期)
8/青山周平(伊勢崎31期)

優勝戦はオール10mオープン戦となった。
川口勢が1枠から4枠、外来勢が外枠を固める構成だ。
山田と掛川は3日目からハンデ重化したものの、ともに準決勝戦を1着突破とベテランの技を見せた。
とくに過去SGを3Vしている実力者の山田は、2014年以来7年ぶりのG1優出となった。一方の掛川は当時まだG2だったキューポラ杯を2回制覇しており、思い出深い開催での優出に会心の笑顔を見せていた。
4日目も気温が上がり、準決勝戦9レースのときの走路温度は46度。最終日も熱走路になれば、このベテラン両者が展開のカギを握る可能性も大きくなりそうだ。
黒川と小林はすでにG1優勝を経験済み。ともに1回目は遠征での湿走路での優勝だった。2回目の記念優勝を地元タイトルで決められるか。外枠も強力な並びなだけに、優勝のためにはスタート先制が必須事項だ。
佐藤貴也は近況の開催で1着こそ取れていないものの、枠を問わないスタート攻勢は優勝戦でも魅力的。高橋貢も準決勝戦の上がりタイムは3.412でトップ。ちなみに優勝なら16年ぶり2回目のキューポラ杯制覇となる。
オール連対で優出の鈴木圭一郎、準決勝戦でシリーズ3勝目を挙げた青山周平のランキング1位・2位の両者も当然のV候補。両者の対決は、今年4月の当地でのSGオールスター優勝戦以来となる。その時は今回と同じオール10mハンデ戦で枠も一緒。鈴木が7枠から優勝し、青山が8枠で準優勝だった。また青山はキューポラ杯を2019年に優勝歴あり。その時は湿走路で、オール10mハンデ戦の8枠から優勝を決めている。4カ月ぶりとなるランキング1位・2位の対戦にも注目だろう。

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昨年のキューポラ杯結果はこちら
2020年(優勝)早川清太郎

矢作公一さんによるキューポラ杯最終日の展望予想はこちら

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