TOP > オートレース > 【SG全日本選抜オートレース】4日目レポート

オートレース

一覧へ戻る

オートレース

2021/09/25

P-Navi編集部

【SG全日本選抜オートレース】4日目レポート

【SG全日本選抜オートレース】4日目レポート

【11R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)

6・黒川京介が抜群のスタートを決めてレースの主導権を握る。2番手で1・穴見和正がインをなぞり、人気の2・鈴木圭一郎は出遅れて最後方からレースを進めることに。快調に飛ばす黒川に対して、3番手につけた7・中村雅人は3周回で穴見を抜いて黒川を追いかける。中村は周回ごとに差を縮めていくものの、黒川が押し切って1着。2着に中村で川口勢のワンツー。3着は岩見貴史が入線した。


1着/黒川京介(川口33期)競走タイム3.380
競走車名:ペルセウス2 ランク:A6
今節の成績:2着・3着・4着・1着

「120点」という最高評価のスタートを決めて、今年4月のオールスター以来3回目のSG優勝戦へ勝ち進んだ。エンジンも「良いですね。飯塚では久しぶりに良い状態だと思います」と及第点。だが「ちょっと滑ったのもありますが、今日は人間が垂れてキツかった」ため、10周戦にどう備えていくか。ここまでのSG優出は、2回とも湿走路で6着、3着。今回は良走路が見込まれているだけに、4枠から「トップスターを狙って一生懸命走ります!」と楽しみは膨らむ。SG初制覇の大仕事を成し遂げるか。


2着/中村雅人(川口28期)競走タイム3.383
競走車名:KOモンソン ランク:S6
今節の成績:6着・4着・1着・2着

黒川を捕え切るまでには至らなかったが、後半の追い脚は目立っていた。「乗り味はおかしいのに、思っていたよりも差が詰まっていきました」とレースを振り返る。タイヤも準決勝戦のものでOKで、「最後まで、やれるだけやります」と静かに闘志を燃やす。全日本選抜は今年2月に続いて、連続優出で7枠も前回と同じ。SG優勝はグランドスラムを決めた2016年のグランプリ以来遠ざかっているが、オートレース界屈指の捌きで復活劇を期待したい。


なお、11レースの3連単は84万円台の超高配当決着となった

**********

【12R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)

2・鈴木宏和がここもスタートを決めるが、5・青山が2番手につけて1周3コーナーで早くも先頭に立つ。3番手につけた3・伊藤信夫は3周回目に鈴木をパスして、逃げる青山を追う。伊藤の車速もよく、青山に並びかけ、両者の攻防が展開される。逆転を狙う伊藤だったが、青山が振り切って1着。3着には6周回で鈴木をかわした5・佐々木啓が入線した。


1着/青山周平(伊勢崎31期)競走タイム3.388
競走車名:ハルク・73 ランク:S1
今節の成績:3着・1着・2着・1着

準決勝戦は「スタートから展開が良かったけど、ペースが上がらず苦しかった」ものの、最終レースをしっかりと1着で締めくくった。今節もただ1人オール掲示板入り。前回のSGグランプリは準決勝戦3着で苦杯をなめたが、今年3回目のSG優出でNo1の安定感を披露した。まだ手にしていないSGタイトルは、この全日本選抜だけ。「頑張ります」と史上6人目のグランドスラム達成を目指す。優勝戦は2番目の選択で1枠をゲット。偉業達成へ、ビッグチャンスが到来だ。


2着/伊藤信夫(浜松24期)競走タイム3.390
競走車名:プロドライブ ランク:S4
今節の成績:5着・1着・7着・2着

青山周平の前に2着に敗れたものの、道中の脚色は強め。「手応えは最近の中では良いですね」とベテランは笑顔を見せる。約1年前のSGオートレースグランプリでの復活劇はまだ記憶に新しいところで、その時と同じく今回も5枠。全日本選抜は今年2月に続いての連続優出で、2007年2月に優勝歴あり。「見せ場を作りたい」と意気込むベテランの動向は見逃せない。

**********
【最終日・12R=優勝戦】
*10周回 5,100m 0mオープン戦(枠番選択)
1/青山周平(伊勢崎31期)選択2番目
2/永井大介(川口25期)選択3番目
3/荒尾聡(飯塚27期)選択1番目
4/黒川京介(川口33期)選択4番目
5/伊藤信夫(浜松24期)選択5番目
6/中村雅人(川口28期)選択6番目
7/有吉辰也(飯塚25期)選択7番目
8/佐藤貴也(浜松29期)選択8番目

準決勝戦1着の優先順位上位選手から順次枠番を選択していく。
前回覇者であり選択順位1番目の荒尾聡は考えた末に3枠を選択。2番目の青山が1枠、永井が2枠を選び、4枠以降は選択順に埋まっていった。
最終日の天気は、晴れのち曇りの予報で、雨の心配は少なそう。良走路での決戦が濃厚で、目が離せない10周戦が展開されそうだ。

現在のスーパースター王座決定戦トライアル戦の出場ポイント争いは下記の通り。
SG優勝で出場権獲得:荒尾聡、鈴木圭一郎、篠原睦
【ポイント獲得】
1 青山周平 35P
2 永井大介 15P
3 伊藤信夫 12P
4 重富大輔 10P
4 黒川京介 10P
6 若井友和 8P
7 佐藤摩弥 7P
8 木村武之 6P
9 佐々木啓 5P
9 金子大輔 5P
11 新井恵匠 3P
11 春本綾斗 3P
13 中村雅人 2P
13 鈴木宏和 2P
15 田中茂 1P
15 岡谷美由紀 1P
17 笠木美孝 0P

SG優勝戦のポイントは優勝:SS出場権獲得、2着:15P、3着:10P、4着:7P、5着:5P、6着:3P、7着:2P、8着:1P(※責外2P、責任0P)が付与される。
今回の優出メンバーでは、荒尾が出場権を獲得しており、青山、永井、伊藤、黒川はポイント上位者。中村雅人が2P、有吉辰也と佐藤貴也がポイント無しという状況だ。中村、有吉、佐藤にとっては、ポイント上積みも大事なミッションとなろう。

**********
今年のSGレポートはこちらから

8月伊勢崎グランプリ(最終日)
8月伊勢崎グランプリ(4日目)
4月川口オールスター(最終日)
4月川口オールスター(4日目)
2月浜松全日本選抜(最終日)
2月浜松全日本選抜(4日目)

SG第35回全日本選抜オートレースの特設サイトを公開中!

最終日には熟知王さん、森泉宏一さん、ARISAさん、データ班による優勝戦予想も掲載します!
特設サイトはこちらより、ご覧ください!

12

ページの先頭へ

メニューを開く