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2021/12/05

P-Navi編集部

【飯塚オートG1】岩見貴史が念願の地元G1制覇!

【飯塚オートG1】岩見貴史が念願の地元G1制覇!

2021年12月5日
飯塚オート(最終日)チャリロト杯G1開設65周年記念レース

【12R=優勝戦】
8周回4,100m(オール10mハンデ)良走路
1/辻大樹(飯塚28期)3.35
2/桝崎陽介(飯塚28期)3.29
3/岩見貴史(飯塚29期)3.29
4/浦田信輔(飯塚23期)3.32
5/松尾啓史(山陽26期)3.30
6/永井大介(川口25期)3.28
7/荒尾聡(飯塚27期)3.30
8/青山周平(伊勢崎31期)3.31
※右数字は試走タイム

4日目レポートはこちら

初日から天候がころころと変化した今シリーズ。雨あり、風あり、選手たちも対応に追われる日々だったが、4日目の準決勝戦、そして最終日・優勝戦は晴れの良走路で争われた。
混戦を勝ち抜いてきた8選手による優勝戦はオール10mハンデ戦。地元・飯塚勢は荒尾聡をはじめ5名が優出し、遠征勢からは松尾啓史や永井大介、青山周平といった実力者が名を連ねた。
試走の一番時計は永井大介で3.28。次に桝崎陽介と岩見貴史がが3.29で続く。3連単の人気は永井を中心に、青山、荒尾、そして内枠からは試走好気配の岩見も支持を集めていた。

■レース展開

3・岩見が好スタートからレースの主導権を握る

逃げる3・岩見を、7・荒尾が追う

3番手の8・青山も差をつめてくる

最終コーナー。3・岩見が先頭を守り切って通過。8・青山が2番手に浮上

岩見が2015年船橋オート祭以来となる6年ぶり2回目のG1優勝。地元G1は初優勝となった

スタートは岩見が飛び出して、2コーナー過ぎには辻を捲り切って早々に先手を奪取する。1周3コーナーでアクシデントがあり、辻、桝崎、浦田、永井の4車が落車(桝崎が落因)。逃げる岩見に、2番手以降は荒尾、松尾、青山の4車での争いとなる。荒尾は岩見との差を詰めていき、3周回目に入るHSでは青山が松尾を捕らえて3番手に浮上する。荒尾は内外から狙っていくが、岩見も抑えきって先頭を譲らない。両者のマッチレースが続いて、青山も3番手から差を詰めてくるが、岩見が後続の猛追をしのぎきって優勝のチェッカー。最終コーナーで荒尾をかわした青山が2着、荒尾が3着に入線した。

【チャリロト杯G1開設65周年記念レース・優勝戦】
2連単3-8 1,730円(10番人気)
3連単3-8-7 4,720円(18番人気)


優勝/岩見貴史(飯塚29期)
競走車名:エルジヤンキス ランク:S30
競走タイム:3.375
今節成績:2着・1着・6着・1着・1着
次走出場予定:山陽G1スピード王決定戦(12月15日~19日)

やっと地元の記念に手が届いたなと思います。準決勝戦が終わってからは、クラッチをちょっとやって、セッティングもやって、タイヤも交換しました。試走の時間帯は、感じよく乗れたと思います。12レースの時間帯にしっかりと合ってくれましたね。スタート切ってからは、内に辻さんも見えたんですが、エンジンも調子よかったので思い切って外に開けていったのが良かったんだと思います。アクシデントがありましたけど、確認する余裕がないくらい、後ろに張り付かれていたのが分かっていたので、集中力を切らさないように、ミスをしないようにしっかりと走りました。荒尾さんが来ていることは分かっているから、本当にしんどかったです。ありとあらゆる揺さぶりをかけられましたね。いつやられるか、ヒヤヒヤしていました。余裕はなく一杯、一杯でしたけど、何とか凌げたかなと思います。
今まで、速い飯塚の先輩や同期の背中をずっと追いかけてきました。今回の優勝で、その背中にちょっと追いつけたかなと思うので、もうひとつ上のステージ(SG)を目指して頑張りたいと思います。

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飯塚オートレース場では、川口でのレース中の事故で亡くなられた黒岩明さんのご冥福をお祈りし、1レース試走後に走路内において1分間の黙祷が捧げられました。

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