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2021/12/18

P-Navi編集部

山陽オートG1(4日目)レポート

山陽オートG1(4日目)レポート

2021年12月18日
山陽オート(4日目)九州スポーツ杯G1第56回スピード王決定戦

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

スタートで5・吉原恭佑が先制、2番手に6・篠原睦、3番手に2・森本優佑が続く。3周回1コーナーで篠原が吉原をかわして先頭を奪取。2番手以降は、吉原、森本、そして7・佐々木啓で混戦になる。4周回3コーナーで森本は吉原を抜いて2番手に上がるも、吉原も反撃して再逆転。両者の争いは、森本が5周回4コーナーで再度インから抜いて決着。後続を尻目に抜け出した篠原が1着、2着に森本、3着には佐々木が入線した。


1着/篠原睦(飯塚26期)競走タイム3.392
競走車名:チャージ ランク:S19
今節の成績:2着・5着・3着・1着
通算G1優勝回数:0回

スタートから好展開に持ち込んで今節初勝利。「山陽でスタートの感じが戻ってきた」ことは好材料だろう。道中も「吉原君より強めだった」エンジンで、冷静に抜け出した。今年は8月にオートレースグランプリでSG初制覇を達成するなどビッグイヤーになっている。SGに続いて、G1初制覇も達成するか。優勝戦はオール10mハンデの3枠でチャンスは十分だ。


2着/森本優佑(飯塚31期)競走タイム3.395
競走車名:キャプテンA5 ランク:A90
今節の成績:1着・3着・5着・2着
通算G1優勝回数:0回

ロッカーに引き上げると、仲間たちに「やっちゃいました」と笑顔。準決勝戦でハンデ重化していたが、見事にクリア。道中は「吉原君が篠原さんと離れていたので狙ってみた」と、吉原とのし烈な2着争いを制して、3年ぶり3度目のG1優出を果たした。過去2回は地元・飯塚だったので、他場でのG1優出は初。もちろんエンジンの手応えも良好。10線最内から、記念初優勝を目指して、まずは渾身のスタートを切れるか。

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

小雪が舞い散る中でスタート。10線最内の2・五所淳がスタートを決めるも、0ハンの田方秀和、柴田健治が落車のアクシデント(判定は田方の落因)。逃げる五所を、8・荒尾聡、7・松尾啓史が追う展開となる。荒尾は4周回1コーナーで五所を捕らえて先頭、松尾も3コーナーで2番手に浮上する。そのまま荒尾が松尾の追走を振り切って1着。6・西原智昭も上がってくるが、五所が3着に粘りこんだ。


1着/荒尾聡(飯塚27期)競走タイム3.386
チャリレンジャー(スポンサード選手)
競走車名:デフジャムAK ランク:S3
今節の成績:1着・3着・3着・1着
通算G1優勝回数:11回(2021年飯塚:ダイヤモンドレース)

スタート直後にアクシデントもあったが、序盤で好位置につけると早々に先頭に立って押し切り。今節2勝目、オール掲示板入りで、今節も優勝戦にしっかりと駒を進めた。G1は1月のシルクカップから9連続優出、さらに今年のG1優勝戦は8回中7回の掲示板入りと安定一途。エンジンは「トルクがない」ため、もうひと仕上げ。優勝戦で今開催の「3強」が直接対決となるが、勝負強さを発揮する。


2着/松尾啓史(山陽26期)競走タイム3.389
競走車名:ラディカルV ランク:S12
今節の成績:1着・3着・6着・2着
通算G1優勝回数:2回(2018年浜松:スピード王決定戦)

3日目は不安定な走路で6着に敗れたが、準決勝戦は2着で地元G1の優出を決めた。前節の飯塚からG1は連続優出だが、「乗りやすい」半面、「トルクが落ちている」ため、しっかりと仕上げていく構えだ。G1は過去2回制覇しており、2006年の山陽と2018年の浜松のスピード王決定戦。スタートは「自分なりに悪くない」とのことで、優勝戦は5枠から15年ぶりとなる地元のG1タイトル奪取を狙う。

※通算G1優勝回数の( )は直近の優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

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