TOP > オートレース > 伊勢崎オートG1(4日目)レポート

オートレース

一覧へ戻る

オートレース

2022/01/09

P-Navi編集部

伊勢崎オートG1(4日目)レポート

伊勢崎オートG1(4日目)レポート

2022年1月9日
伊勢崎オート(4日目)G1開場45周年記念シルクカップ

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

0mハンデから1・渋沢憲司が逃げ、1周回目で2番手に4・小林瑞季、3番手に7・中村雅人の態勢となる。3周回目に小林が渋沢をかわして先頭、中村も2番手に上がる。5周回4コーナーで中村は小林のインに入り先頭奪取。的確な捌きをみせた中村が1着で、2着入線は小林だったが、1周回3コーナーでの押圧により反則妨害の失格。渋沢が2着、前田淳が3着にそれぞれ繰り上がった。


1着/中村雅人(川口28期)競走タイム3.370
競走車名:KOモンソン
ランク:S5
今節の成績:4着・3着・4着・1着
通算G1優勝回数:9回(2019年山陽:プレミアムカップ)

ここまで追い切れずに未勝利だったが、準決勝戦は持ち前の巧腕を発揮して1着突破を果たした。3日目が終わってから、クランク交換に着手。試走自体は3日目同様に3.29だったが「昨日とは違って余裕があった」と、動きは「激変」した。乗り味がまだズレており、優勝戦に向けてさらに修正。伊勢崎はSG制覇こそあるが、G1・G2の優勝は過去になし。最終レースが終わって、外来勢の優出は中村ひとりとなったが、機力取り戻した中村が、地元7名に立ちはだかる。


2着/渋沢憲司(伊勢崎29期)競走タイム3.390
競走車名:グロリアス
ランク:A109
今節の成績:3着・1着・2着・2着
通算G1優勝回数:0回

準決勝戦でハンデが10m重化したものの、単独0mハンデから2着に逃げ粘った。ここまでオール掲示板入りとエンジン状態については「ずっと安定して悪くないです」。G1優出は2015年伊勢崎のムーンライトチャンピオンカップ以来、実に6年ぶりとなる。優勝戦も0-10mのハンデ戦で、単独0ハンなら、やることはひとつ。「独走できるように」レースの主導権を握って、どこまで粘りこめるか。先頭ゴールなら、記念初制覇だ。

***************

【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

10線からスタートを決めた3・内山高秀が2周回3コーナーで0mハンデの1・戸塚尚起をかわして先頭に立つ。内山に続いて4・上和田拓海が2番手で、3番手に6・篠原睦、そして7・高橋貢の上位態勢で周回を重ねていく。そのまま先手を譲らずに内山が押し切り1着。高橋は5周回3コーナーで篠原を、さらに最終周回3コーナーで上和田をかわして2着に入線した。


1着/内山高秀(伊勢崎26期)競走タイム3.383
競走車名:ジャブラニR
ランク:A10
今節の成績:5着・5着・4着・1着
通算G1優勝回数:1回(2003年船橋:オート祭)

キャブ調整をして手応えは上々だったが、タイヤが跳ねたために「スタートは決めよう」と集中した。見事に好スタートを切ると、あとは「冷静に走れた」と速攻を決めた。今節ここまで中間着が続いていたが、価値ある勝利で地元G1優出。SGやG2での優出は近況あるが、G1優出に限定すると、2014年川口のプレミアムカップ以来7年ぶり。優勝戦は7人並ぶ10線の最内2枠から、19年ぶりのG1制覇を狙う。


2着/高橋貢(伊勢崎22期)競走タイム3.389
競走車名:Rウルフ
ランク:S4
今節の成績:1着・3着・3着・2着
通算G1優勝回数:28回(2021年飯塚:開設記念レース)

道中は4番手で残り周回数が減っていったが、5周回目に3番手に、そして最終周回でしっかりと優出切符を手にした。「最後は3番手だったので、飛び込もうと思っていました」と狙いすました練熟の技で決めた。感触的には3日目よりも良化傾向にあるものの、「優勝を狙うには厳しい」状態で、上積みを狙って整備を進める。通算G1優勝回数28回は、飯塚将光さん(引退)に並ぶ史上最多タイ。地元G1で最多記録の更新に挑む。

※通算G1優勝回数の( )は直近のG1優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

12

ページの先頭へ

メニューを開く