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2022/07/03

P-Navi編集部

【川口オートG1】早川清太郎が10回目のG1優勝

【川口オートG1】早川清太郎が10回目のG1優勝

2022年7月3日
川口オート(最終日)
G1第46回日刊スポーツ キューポラ杯
※ナイター開催

6月29日に開幕した「川口オートG1キューポラ杯」。日中は連日の猛暑となり、ナイター開催とはいえ、最終レースの時間帯でも走路温度は40度近くにおよび、熱走路への対策もキーポイントとなる開催となった。
そのため、熱走路の利を活かした軽ハンデ勢の躍進が目立ち、高石光将、君和田裕二、石井大輔の3選手が準決勝戦を0mハンデからクリア。さらに、記念初優出の泉田修佑、2日目から3連勝の加賀谷建明、17年・18年に当大会連覇の永井大介と、川口勢が6名優出を決めた。
遠征勢から優出を果たしたのは鈴木圭一郎と早川清太郎の2名。鈴木はキューポラ杯連覇がかかっており、早川は一昨年の覇者で今回は4日目が40歳のバースデー開催だった。

【G1キューポラ杯(最終日)12R=優勝戦】
*8周回4,100m
走路温度:34度、走路状況:良走路
1/高石 光将 0m 3.38
2/君和田裕二 0m 3.39
3/石井 大輔 0m 3.36
4/泉田 修佑 10m 3.36
5/加賀谷建明 10m 3.32
6/早川清太郎 10m 3.31
7/永井 大介 10m 3.31
8/鈴木圭一郎 10m 3.30
※右数字はハンデ、試走タイム

試走タイムは3.30で鈴木が一番時計、3.31で早川と永井が続いた。このキューポラ杯の後、川口オートは約5カ月の改修に入る。しばらく本場開催が見られなくなる地元ファンの前で川口勢が奮起するのか。鈴木、早川が地元勢の前に立ちはだかるのか。改修前、大注目の優勝戦となった__。
レースは10mハンデの泉田が高石を3周回目に捕らえて抜け出すも、インから着実に捌いてきた早川が5周回目に先頭奪取。永井大介、鈴木圭一郎が2番手・3番手に上がってくるが、早川がリードを保ったまま優勝チェッカー。昨日のバースデーで40歳になったばかりの早川が、昨年9月のムーンライトCC以来となる通算10回目のG1優勝、そして通算40回目の優勝を達成した。(※キューポラ杯制覇は2020年に続き2回目)。

■レース展開

スタートは0mハンデから1・高石が飛び出して、逃げ態勢に入っていく。10mハンデからは内枠の4・泉田がスタートを決めて、1周回で2番手に付ける。外枠勢は永井、加賀谷が好ダッシュを見せるが、早川がインコースを狙って両者より先に前を追う。3周回3コーナーで泉田が高石をかわして先頭奪取すると、早川も鋭いイン攻めで2番手に浮上。そして、早川は5周回3コーナーで泉田を抜いて先頭に立つ。7周回目に永井が2番手、8周回目に鈴木が3番手に上がってくるが、抜け出した早川がリードしたまま優勝のゴール。2着に永井、3着に鈴木が入線した。

【G1キューポラ杯・優勝戦】
2連単6-7 3,110円(11番人気)
3連単6-7-8 6,380円(22番人気)


優勝/早川清太郎(伊勢崎29期)
競走車名:シナモン
ランク:S5
競走タイム:3.401
今節成績:4着・3着・4着・2着・1着
次走出場予定:伊勢崎(7月11日~13日)

今節の動きから、優勝できるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。
試走は3.31で、正直そんなに良い雰囲気ではなかったのですが、昨日よりは出ていましたし、走り出してからは感じが良かったです。
スタートはちょっとダメでしたが、内側を走ったフィーリングが良かったので、頑張れば何とかなるかなとは思っていました。
インコースを走れているので、エンジンも良くなっていましたし、手ごたえも感じていました。
タイヤもヒートしてくるので、早く仕掛けようと思っていて、エンジンが8周戦を持ってくれたので、不安なく走れたと思います。
やっぱり、キューポラ杯は相性がいいですね(笑)。
今節は暑くて、熱走路との戦い。見てくれているお客さんも、大変な開催だったと思います。
40歳は若い年齢でもないので、これからもどんどん活躍できれば。
8月には地元SG(オートレースグランプリ)があるので、優勝を目指して頑張っていきたいと思います。

※写真提供:川口オートレース場 公益財団法人JKA

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