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2022/09/11

P-Navi編集部

伊勢崎オートG1(4日目)レポート

伊勢崎オートG1(4日目)レポート

2022年9月10日 伊勢崎オート
さわやか杯G1第29回ムーンライトチャンピオンカップ(4日目)

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
ムーンライトチャンピオンカップ準決勝戦9レース
阿部剛士がフライング。2回目のスタートで10線から飛び出したのは5・前田淳で、0mハンデの1・湯浅浩を飲み込んでいく。8・荒尾聡も大外から好スタートを決めて2番手につけると、4コーナーで前田を捲り切り、早くも抜け出しに成功。7・松尾啓史は前田、松本やすしを捌いて3周回目に2番手まで上昇。松尾は荒尾との差を詰めていくが、荒尾が振り切って1着。2着に松尾。3着に松本やすしが入線した。

荒尾聡
1着/荒尾聡(飯塚27期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
競走タイム3.395
競走車名:デフジャムAK
ランク:S3
今節の成績:3着・5着・2着・1着
G1優勝回数:11回(21年飯塚:ダイヤモンドレース)

今節は3日間未勝利だったが、勝負所の準決勝戦で見事な速攻を決めて、優出一番乗りを果たした。「スタートをかなり良く切ることができきたので、展開にも恵まれました」。終盤は松尾啓史が追い上げてきたが、「すごい勢いできているのが見えて、ダイヤモンド(最終周回で優出を逃す)が頭をよぎりました」と、しっかり抑えきって1着。エンジン状態は脚色も悪くなく、最終レースの時間帯に合わせて調整を試みる。優勝戦は6枠から、通算12回目、伊勢崎では12年ぶり2回目のG1制覇を狙う。

松尾啓史
2着/松尾啓史(山陽26期)
競走タイム3.399
競走車名:ラディカルV
ランク:S15
今節の成績:4着・6着・4着・2着
G1優勝回数:2回(18年浜松:スピード王決定戦)

ここまで確定板を逃していたが、前日にクランクを戻したことで良化。気になっていた手前の弱さだが、「セッティングして手前の音にも自信がありました」。抜け出した荒尾に対しても、鋭い追い上げで迫っており、ようやく持ち味を発揮。スタートも準決勝戦では「(フライングがあった)1回目が良かったけど、2回とも悪くなかった」。もちろん8周回になるのは好材料で、4枠から通算3回目のG1優勝を目指す。

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
ムーンライトチャンピオンカップ準決勝戦10レース
0mハンデから1・木村義明が先制を決めて、逃げていく。8・高橋貢は10線大外から1周回で中団位置につけて機をうかがう。高橋は2周回目に3車をかわして先頭に躍り出ると、リードを広げたまま、1着ゴール。2番手は木村が粘り、追い上げてきた6・浦田信輔が最終周回で2度インに入るが、ともに流れたところを木村が再度逆転して、2着をキープ。地元22期のワンツー決着となった。浦田は攻めるも3着で優出を逃す。

高橋貢
1着/高橋貢(伊勢崎22期)
競走タイム3.412
競走車名:Rウルフ
ランク:S11
今節の成績:2着・1着・4着・1着
G1優勝回数:28回(21年飯塚:開設記念レース)

鮮やかな速攻劇で、地元戦3節連続の優出を決めた。今節はピストン交換も行い、準決勝戦もエンジンの感触が試走からよく、「最近にはない感じで動いてくれました」と高評価。強いて言えば「タイムはもう少しほしい」。4日目の勝利で、現役単独の最多勝利数は1568勝に更新。優勝なら通算212回目。また多くの記録を、自らの走りで塗り替えていくか。

木村義明
2着/木村義明(伊勢崎22期)
競走タイム3.461
競走車名:アイギス
ランク:A149
今節の成績:3着・1着・2着・2着
G1優勝回数:0回

準決勝戦の激しい2着争いはロッカーでも歓声が起こった。「浦田に2回入られてしまったけど、はらんでいたので、差し返すことができましたね」。ハンデが重化した中での準決勝戦だったが、激戦を制して2着を守り切り、実に25年ぶりとなるG1優出を手にした。「貢がすぐ来たから、これに付いていければと思いました」。ここまでオール掲示板入りしており、もちろん車の状態は良く、スタートもアドバイスを受けて切れている。優勝戦は0mハンデの2枠から、再度の好走に期待。

※G1優勝回数の( )は直近の優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

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