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2022/12/30

P-Navi編集部

【SSフェスタ2022】SGスーパースター王座決定戦

【SSフェスタ2022】SGスーパースター王座決定戦

2022年12月30日 川口オート
ラ・ピスタ新橋presents
スーパースターフェスタ2022(4日目)
SG第37回スーパースター王座決定戦トライアル戦
スーパースターシリーズ戦平尾昌晃杯

【4日目11R=SS王座決定戦トライアル戦】
*8周回 4,100m 0mオープン戦(良走路)
1/加賀谷建明(川口27期)3.28
2/篠原睦(飯塚26期)3.33
3/鈴木圭一郎(浜松32期)3.26
4/木村武之(浜松26期)3.27
5/丹村飛竜(山陽29期)3.27
6/高橋貢(伊勢崎22期)3.27
7/青山周平(伊勢崎31期)3.27
8/永井大介(川口25期)3.26
※右数字は試走タイム


スタートで7・青山がカマして一気に主導権を握っていく。2番手には6・高橋、3番手は永井が続き、3・鈴木は7番手からレースを進める。青山が逃げて、高橋がピタリと後ろに付けチャンスを狙う。鈴木は4番手までポジションを上げてくるものの、前3車に対して仕掛け切れない。最終3コーナーで高橋は青山のインに入り逆転。高橋が1着、2着に青山、3着は永井で入線した。
高橋はトライアル最終戦1着でポイントを上積みさせたが、決定戦進出は12レースの結果待ちとなった。

11Rレース結果

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【4日目12R=SS王座決定戦トライアル戦】
*8周回 4,100m 0mオープン戦(良走路)
1/早川清太郎(伊勢崎29期)3.29
2/有吉辰也(飯塚25期)3.29
3/高宗良次(飯塚32期)3.30
4/中村雅人(川口28期)3.31
5/松尾啓史(山陽26期)3.30
6/三浦康平(伊勢崎28期)3.32
7/荒尾聡(飯塚27期)3.28
8/小林瑞季(川口32期)3.26


7枠から荒尾聡が抜群のスタートで一気に先手を奪っていく。2番手にインの1・早川、3番手はセンター枠から4・中村がスタートを決めていく。3周回1コーナーで早川は荒尾を捌いて先頭に立つ。5周回3コーナーで中村が荒尾のインに入り2番手に浮上。中村は前を追うが、早川が押し切り1着ゴール。2着に中村、3着に荒尾が入線した。
5着権利だった小林が4着で、決定戦進出確定。中村は2着で意地を見せるが、荒尾、加賀谷と平均得点で並んだものの、優先順位(荒尾4位、加賀谷7位、中村13位)の差で決定戦進出は叶わず。結果待ちだった高橋も得点上位選手が条件をクリアしたため、決定戦進出には届かなかった。

12Rレース結果

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【最終日12R=SG第37回スーパースター王座決定戦】

青山周平
【1番車】青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S2
今節成績:1着・1着・3着・2着
(平均得点8.5)

今年はトライアル戦をトップ通過。そして、しっかりと「1枠」を手にした。
新走路・消音マフラーと、対応すべきファクターが多い中、優出メンバーでただひとり、オール掲示板入りでの決定戦進出を果たした。決定戦を前に「大きい整備は考えていない」。今節のスタートはムラがあるものの、大会4連覇に向けて、今年も白い勝負服が10周回で力を見せつけるか。

早川清太郎
【2番車】早川清太郎(伊勢崎29期)
競走車名:シナモン
ランク:S7
今節成績:2着・2着・5着・1着
(平均得点7.5)

4日目はスタート2番手につけると、前を行く荒尾聡をかわして、今節のトライアル戦の初勝利。競走タイム3.334は4日目のトップタイムで、2年ぶり5回目の決定戦進出を決めた。今節はスタートが切れていることも大きく、「川口は内寄りがいい」と、3番目の枠番選択で2枠をゲットしたのもアドバンテージとなるか。3年前は悔しい準優勝。大舞台で、念願のSG初制覇のビッグチャンスだ。

鈴木圭一郎
【3番車】鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節成績:1着・2着・1着・4着
(平均得点7.5)

4日目はスタート後手で4着に敗れたものの、初日は3.324、3日目は3.322の好タイムで勝ち星をマーク。逃げる展開は良いが「レース脚がない」ため、「下回りを点検して、何かするかも」と策を練っていく。考えた末に、2番目の順番で3枠選択したことが、どう功を奏すか。決定戦は7年連続7回目の進出。一昨年は2着、昨年は3着と悔しい結果に終わっているだけに、ナンバーワンとして迎える頂上決戦で、6年ぶり2回目の戴冠をもくろむ。

有吉辰也
【4番車】有吉辰也(飯塚25期)
競走車名:ウィズ
ランク:S27
今節成績:2着・3着・1着・6着
(平均得点6.5)

十八番のスタート攻勢で、初日から好展開に持ち込み、平均得点4位で勝ち上がりを決めた。決定戦は2年連続、6回目の進出。エンジンも好感触だが、さらに上を目指して「パーツ交換」も視野に入れる。センター枠から鋭いスタート先制して、2012年全日本選抜以来となる10年ぶり4回目のSG制覇を狙う。

松尾啓史
【5番車】松尾啓史(山陽26期)
競走車名:ラディカルV
ランク:S14
今節成績:4着・1着・3着・5着
(平均得点6.2)

地元・山陽のスピード王決定戦で4年ぶりのG1優勝。勢いままに、トライアル戦もしぶとく追い込んで、6年ぶりとなる決定戦進出を叶えた。課題となるスタートは「いつも通りに切れていない」と苦笑いも、エンジンをさらに仕上げて、「あきらめずに追い上げたい」。昨年はSSシリーズ戦を優勝。今年は一つ上の舞台で、SG初優勝をつかみ取れるか。

小林瑞季
【6番車】小林瑞季(川口32期)
競走車名:ギョウジュウ
ランク:S19
今節成績:5着・他落・2着・4着
(平均得点5.6)

2日目は他落に終わるも、起死回生。「落車する前より良くなかったかも」というリカバリーで、3日目は試走3.27、2着ながら競走タイム3.324をマーク。4日目も試走ベストの3.26を出して、8枠から4着に入り、勝負駆けに成功。初出場のトライアル戦をクリアして、決定戦初出場まで上り詰めた。SG優勝戦は、今年のオートレースグランプリ以来2回目。充実著しく、最高の舞台でも6枠から大仕事を成し遂げるか。

荒尾聡
【7番車】荒尾聡(飯塚27期)
競走車名:デフジャム
ランク:S4
今節成績:3着・3着・6着・3着
(平均得点5.2)

4日目は3着権利だったが、7枠から目の覚めるようなスタート先制を決めた。道中は捌かれて3着に終わるも、しっかりと4年連続のベスト8進出を果たした。勝ち切れてこそいないが、シリンダー交換して、決定戦を前に態勢を整えていく。枠は4日目と同じく7枠。無類の勝負強さを発揮して、5年ぶり2回目のスーパースター制覇をにらむ。

加賀谷建明
【8番車】加賀谷建明(川口27期)
競走車名:プログレス
ランク:S16
今節成績:4着・4着・2着・6着
(平均得点5.2)

脳腫瘍手術を経て、11月に戦列復帰。そこから飯塚でG1初制覇、浜松でG2優勝、そして凱旋の地元戦でも完全優勝と快進撃が続いた。4年ぶり2回目のトライアル戦は、持ち前のスタートが決まらず苦戦したが、8番目のシートで、初の決定戦進出を決めた。大外枠は決して有利な枠ではないが、今節のスタート勘からは「8枠の方がいいかも」。大カマシを決めて、SG初制覇へ。今年後半戦の話題を独占となるか。

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【最終日12R=SG第37回スーパースター王座決定戦】
*10周回 5,100m 0mオープン
1/青山周平(伊勢崎31期)選択1番目
2/早川清太郎(伊勢崎29期)選択3番目
3/鈴木圭一郎(浜松32期)選択2番目
4/有吉辰也(飯塚25期)選択4番目
5/松尾啓史(山陽26期)選択5番目
6/小林瑞季(川口32期)選択6番目
7/荒尾聡(飯塚27期)選択7番目
8/加賀谷建明(川口27期)選択8番目

枠番はトライアル4走の平均得点上位選手から順番に希望枠を選択していく(平均得点が同じ場合は、優先順位の上位者から選択)。トップの青山が1枠を選ぶと、2番目の鈴木は3枠を選択。3番目の早川が間の2枠に入り、4枠から8枠は選択順に内から埋まっていった。
スーパースター王座決定戦を3連覇中の青山が、1枠から「4連覇」を達成するのか。今期ナンバーワンの鈴木は3枠選択がどう出るか。スタート早い有吉辰也、荒尾聡の実力者も虎視眈々とV獲りを狙ってこよう。早川、松尾、そして地元の小林、加賀谷は年末のビッグレースで悲願のSG初制覇に挑む。
最終日の天気予報も晴れ。今開催は5日間良走路で、大みそか決戦を迎えることになりそうだ。

【過去のSGスーパースター王座決定戦】
2021年:優勝 青山周平選手
2020年:優勝 青山周平選手
2019年:優勝 青山周平選手
2017年:優勝 荒尾聡選手 

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