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2023/03/11

P-Navi編集部

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ(準決勝戦)レポート

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ(準決勝戦)レポート

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【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ準決勝戦11レース
0mハンデからスタート決めた1・片岡賢児が逃げ態勢。外から好ポジションを奪取した6・久門徹が2周回目に2番手に浮上。さらに7・松尾啓史、8・荒尾聡が追い上げてくる。片岡の逃げに対して、久門はなかなか仕掛け切れずにいたが、5周回4コーナーでインに入り先頭奪取。松尾は片岡を捲って2番手に上がると、最終周回3コーナーで久門をとらえて、そのまま1着ゴール。2着に久門が入線。荒尾は3着で優出には一歩届かず。

松尾啓史
1着/松尾啓史(山陽26期)
競走タイム:3.379
競走車名:ラディカルV
ランク:S14
今節の成績:1着・3着・6着・1着
G2優勝:1回(18年伊勢崎:レジェンドカップ)

混戦となった準決勝戦もチャンスを逃さずに自在な捌きで抜け出しに成功した。3日目は6着に敗れたが「セッティングから、ガラッといろいろ変えた」ことが功を奏して、動きは良化している。なお、2日目の湿走路は3着。先日のSGでも3日目の湿走路で2着と善戦が続く。鋭い追い上げで、レジェンドカップ以来5年ぶり2回目のG2優勝へ。

久門徹
2着/久門徹(飯塚26期)
競走タイム:3.383
競走車名:ロロノア・ゾロ
ランク:S22
今節の成績:2着・5着・2着・2着
G2優勝:3回(22年伊勢崎:レジェンドカップ)

今節3回目の2着で、昨年8月飯塚のダイヤモンドレース以来となるグレードレース優出を決めた。エンジン自体は安定しており、今節はフレーム交換もおこなって「だいぶ良くなってきている」。だが、勝ち切れていない分、さらに調整を進める構えだ。昨年2月に伊勢崎のレジェンドカップを制した時と同じく2枠から、巧腕を発揮するか。

※11レース結果

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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ準決勝戦12レース
0‐10‐20mハンデ戦。単独0mハンデから山脇孝志が逃げ、2番手には5・岩見貴史が付けるも、6・中村杏亮がさばいて2番手に浮上。8・鈴木圭一郎も周回ごとにポジションを上げて、3周回目に3番手まで追い上げる。4周回1コーナーで山脇の逃げを捕えた中村杏が抜け出すも、差を詰めた鈴木は、最終周回で中村杏のインに入り連勝ゴール。2着に中村、3着には長田稚也が入線した。

鈴木圭一郎
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム:3.346
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G2優勝:5回(22年山陽:小林啓二杯)

前節はSG全日本選抜オートを完全優勝。勢いそのままに、今節も初日からただ一人、勝ち星を積み重ねて、連勝は「9」まで伸びた。それでも準決勝戦後は、「前が速くて、エンジンが一杯。きつかった」と第一声。「雨でも晴でも、やりたいことがある」と、優勝戦へさらに態勢を整えていく。10連勝&グレードレース2場所連続の完全優勝がかかる一戦となるが、「何も気にせずに」ナンバーワンが、優勝戦も無双するか。

中村杏亮
2着/中村杏亮(飯塚33期)
競走タイム:3.349
競走車名:サボ
ランク:S46
今節の成績:4着・4着・2着・2着
G2優勝:1回(18年山陽:若獅子杯争奪戦)

準決勝戦では鈴木圭一郎に次いでの試走3.27をマーク。鈴木にかわされて2着だったが、「最後は自分のミス。力不足でした」と悔しい表情。エンジンは「先輩方にも手伝ってもらって」気配は上昇しており、手ごたえを掴む。前節の全日本選抜オートではSG初優出(5着)を決めたばかり。さらに11レースの久門に続いて、師弟での優出となった。「地元で初めてウイニングランをしたい」。10mオープンの最内枠から、自身2回目のG2優勝を地元戦で狙う。

※12レース結果

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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回 4,100m
10mオープン戦
1/中村杏亮(飯塚33期)
2/久門徹(飯塚26期)
3/篠原睦(飯塚26期)
4/丹村飛竜(山陽29期)
5/佐藤貴也(浜松29期)
6/松尾啓史(山陽26期)
7/永井大介(川口25期)
8/鈴木圭一郎(浜松32期)

10mオープン戦となった優勝戦。
内枠に地元の飯塚勢が3車並びで、シリーズリーダーの鈴木は8枠から優勝を目指す。
もちろん大注目は、今節も負け知らずで優勝戦に進出した鈴木。前節のSG全日本選抜からノンストップで勝ち進んでおり、10連勝、2場所連続の完全優勝がかかる。今年は1月浜松から現在、19連続2連対中と安定感は抜群だ。
大会連覇を狙う永井大介は7枠から、丹村、佐藤、松尾といった実力者もセンター枠からV奪取をもくろむ。
そして、地元勢の奮起にも期待が集まるところで、特に中村は準決勝戦でもスピードを発揮。スタートを決めて、快速ぶりを見せつければ、展開の大きなカギを握りそう。
心配なのは、最終日の天気。前日の段階では、夕方から高確率で雨が降るとの予報が出ている。
今節は2日目の10から12レースが急な雨で湿走路となったが、優勝戦も湿走路となる可能性が高い。
晴雨を問わず激しいレースが展開が予想される「チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ」を制するのは!?

チャリロト杯G2オーバルチャンピオンカップ

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