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2023/03/21

P-Navi編集部

荒尾聡が特別G1プレミアムカップ初制覇!

荒尾聡が特別G1プレミアムカップ初制覇!

2023年3月21日 山陽オート
特別G1共同通信社杯プレミアムカップ(最終日)

山陽オートレース場を舞台に3月17日から開幕した「特別G1共同通信社杯プレミアムカップ」は本日(21日)、最終日を迎えた。シリーズは青山周平が初日から3日目のプレミアムレーサーまで3連勝でけん引。その連勝を止めたのが荒尾聡で、準決勝戦では6周回のマッチレースを押し切って見せた。また、高橋貢、金子大輔、篠原睦、若井友和らSGウィナーが優勝戦に進出。地元・山陽からは松尾啓史のみが準決勝戦を突破して意地を見せた。その一方で、優勝候補の一角だった鈴木圭一郎が準決勝戦でスタート後手を踏み、勝ち上がりを逸するなど大波乱も起こった。

※準決勝戦のレポートはこちら

特別G1共同通信社杯プレミアムカップの優出メンバー

【12R=特別G1共同通信社杯プレミアムカップ・優勝戦】
8周回4,100m
0mオープン戦・枠番選択
湿走路(走路温度16度)
1/金子大輔(浜松29期)3.67
2/青山周平(伊勢崎31期)3.71
3/高橋貢(伊勢崎22期)3.69
4/荒尾聡(飯塚27期)3.67
5/篠原睦(飯塚26期)3.69
6/鈴木宏和(浜松32期)3.71
7/若井友和(川口25期)3.66
8/松尾啓史(山陽26期)3.70
※右数字は試走タイム

最終日は朝から雨が降り、第1レースから湿走路に。その後も雨は止まず、不安定走路のまま第12レースを迎えた。
試走は、3.66で若井が一番時計をマーク。次に金子と荒尾が3.67で続き、青山は3.71でタイム比較では劣勢となった。
人気は荒尾と金子の折り返しが支持を集め、高橋、若井、青山が続くオッズが形成された。

雨の中、優勝戦がスタート。青山が好ダッシュを決めるも、金子、荒尾がすぐさまかわしていく。そして、2周回目に金子を捕えた荒尾が、そのまま押し切って優勝のチェッカー。G1は2021年飯塚のダイヤモンドレース以来、通算12回目。特別G1プレミアムカップは初制覇、そして通算70回目の優勝となった。

なお、スーパースター王座決定戦トライアル戦出場のポイントは、荒尾が10ポイント、金子が5ポイント、青山が3ポイントを獲得した。

■レース展開
特別G1共同通信社杯プレミアムカップの優勝戦スタート

特別G1共同通信社杯プレミアムカップの優勝戦1周回3コーナー

特別G1共同通信社杯プレミアムカップの優勝戦2周回3コーナー

特別G1共同通信社杯プレミアムカップの優勝戦道中

特別G1共同通信社杯プレミアムカップの最終コーナー

2・青山がスタートで出るも、1周回2コーナーで1・金子が青山のインに入り、4・荒尾も続いて、両者が抜け出す。荒尾は2周回2コーナーで金子をとらえて先頭に立つと、金子との差を広げて独走態勢に持ち込む。雨巧者の荒尾がリードを保ったまま、優勝のゴール。2着は金子で、7・若井も詰め寄るが、3着は青山が入線した。

【特別G1共同通信社杯プレミアムカップ優勝戦・結果】
2連単4-1 540円(1番人気)
3連単4-1-2 2,430円(6番人気)

荒尾聡
優勝/荒尾聡(飯塚27期)
競走車名:デフジャムKN
ランク:S4
今回の成績:3着・2着・7着・1着・1着
競走タイム:3.715
次回出場予定:G1令和グランドチャンピオンカップ(山陽/4月12日~16日)

久々の優勝なので、嬉しいです。
コースがどうなるか微妙だったので、一応、外に決め打ちのセッティングにしましたが、逆にイン寄りのセッティングになっていましたね。雨が降り続けなければ、中だろうなとは思っていました。
(2周回目は)どうしようかなと考えている時に、金子(大輔)君が流れたので、急いでいきました。
試走の感じで、中を走って良かったので、先頭を走れば、抜かれない自信はありました。
昨年末から調子を落として、1着すら取れない状態が続いたので、まさかここで優勝が獲れるとは。
プレミアムカップは、なかなか縁のないレースでしたが、獲れて嬉しいです。
これからも買いやすい選手を目指して、一生懸命頑張りたいと思います。

荒尾聡

荒尾聡

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