川口オートG1(準決勝戦)レポート
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【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(走路状況:湿)
スタートは6・鈴木宏和が出るが、8・青山周平が1周回3コーナーで捲り切り、早くも先頭に立つ。2番手に7・佐藤励、さらに外から5・岩見貴史も急追してくる。岩見は2周回目に切り返して青山をかわして逆転に成功。さらにインからは3・大木光も上位争いに加わってくる。抜け出した岩見が1着。2番手は大木、佐藤励、青山の三つ巴に争いになるが、ゴール前で大木を差し切った佐藤が2着。青山は4着に敗れて優出を逃す結果に。
1着/岩見貴史(飯塚29期)
競走タイム:3.701
競走車名:ザンス
ランク:S17
今節の成績:4着・1着・2着・1着
G1優勝:2回(21年飯塚:開設記念レース)
2日目から雨のレースで、オール連対。準決勝戦はスタートこそ後手を踏んだものの、チャンスを逃さずに青山周平を逆転して優出を決めた。グレードレースは前節の飯塚チャリロト杯G2ミッドナイトチャンピオンカップから連続優出。優勝戦は2枠の好枠を活かして、3回目のG1優勝を狙う。
※公開勝ち上がりインタビューより
恵みの雨で嬉しいです。試走前のタイヤ交換できるか、できないか、ギリギリのタイミングで雨が降ってきたので、もう無理だと思い前後とも晴れタイヤでいきました。外のコースが効いてていたので、本番も外が効いたらいいなと思っていきました、スタートはだいぶ失敗、遅れて慌てました、エンジンは徐々に先で滑り出したので、そこを気を付けて走りました。晴れだとちょっと厳しいので、リングを交換します。
2着/佐藤励(川口35期)
競走タイム:3.717
競走車名:シロウWV・S
ランク:S15
今節の成績:1着・8着・2着・2着
G1優勝:1回(23年山陽:スピード王決定戦)
し烈な三つ巴の2着争いは、内外に挟まれながらも、ゴール前わずかに差し切り優出切符を手にした。地元のグレードレースは3連続優出。昨年は山陽でG1初優勝、次は地元グレードレース初制覇でステップアップを図るか。
※公開勝ち上がりインタビューより
もう換えられないタイミングで降ってきたので、晴タイヤで行かざるを得なかったです。自分は雨でセッティングを換えるのですが、晴れのセッティングだったので乗りづらく、どうなのかなと。スタートも雨だと切れず、朝も空回りしたので、丁寧に切っていきました。岩見さんが速すぎたので、追えず、青山さんが外で、途中から大木さんがインで、どこを走っていいか分からなかったです。雨のスタートが切れないので、まずはスタートに集中したい。タイヤは晴も雨も両方ないので、天気に合わせて作っていきます。自分も地元でG1を獲りたいです。
※11レース結果
※こちらからダイジェスト動画も見られます
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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(走路状況:湿)
スタートは10線最内の2・山田真弘が0線を叩いていく。2周回2コーナーでインから6・永井大介が一気に2番手までポジションを上げる。山田が逃げて、2番手に永井、3番手で7・荒尾聡、8・鈴木圭一郎が追い上げていく。永井は3周回で山田をかわして先頭奪取、鈴木も荒尾を捲り3番手に浮上し、さらに山田もインからとらえる。抜け出した永井はリードを保ったまま1着ゴール。2着に鈴木圭、3着は山田が入線した。
1着/永井大介(川口25期)
競走タイム:3.666
競走車名:ビンテージ
ランク:S13
今節の成績:2着・3着・3着・1着
G1優勝:26回(23年川口:開設記念グランプリレース)
機敏な抜け出しで、今節初勝利をあげてファイナル進出。優勝戦は4枠で、昨年の開設記念グランプリレースに続いて、地元G1タイトルのVチャンス。キューポラ杯は6年ぶり4回目の優勝に期待。
※公開勝ち上がりインタビューより
最高です。悩んでいましたが、皆が雨タイヤに換えて、西原君、早船君も高めタイヤの方がいいとアドバイスくれたので。急遽サラのタイヤでいきましたが、試走も出ていたので、レースで食いついてくれるように願ってました。スタートは昨日クラッチを扱って、今朝いいスタートが切れていて、バシッと切らないと外に行かれてしまうので。序盤は様子見ながら走っていたら、荒尾君に入られてしまって。厳しいと思いましたが、すぐ切り返して中に入れたので良かったです。外を使わないと勝てないと思ったし、自分は外が得意なので。天気も分からないので、今日は1着取れたので、晴でも雨でも頑張りたい。雨は今日タイヤを使ってしまったので、考えます。
2着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム:3.675
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:1着・1着・3着・2着
G1優勝:19回(24年浜松:ゴールデンレース)
前節の地元完全優勝からの連勝こそ3日目3着で途絶えたものの、オール掲示板入りでしっかりと優出を果たしてきた。なお優勝戦以外で、3着以下に敗れたのは、今年初というのも驚異的。エンジンをさらに上昇させ、10線大外から7人を追い上げ、今年9回目、通算20回目のG1優勝を手にするか。
※公開勝ち上がりインタビューより
試走は大きいところを走りたかったのですが、滑ったので手応えは無かったです、スタートは自分なりに切れたと思います。ちょっといいコースが通れなかったので、中途半端で、とにかく滑らせないように走りました。エンジンは、そこまで雨に関しては良くない。オーバーホールして何かします。晴れはタイヤありますが、雨は分からないです。
※12レース結果
※こちらからダイジェスト動画も見られます
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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
1/上和田拓海(川口34期)
2/岩見貴史(飯塚29期)
3/加賀谷建明(川口27期)
4/永井大介(川口25期)
5/佐藤摩弥(川口31期)
6/佐藤励(川口35期)
7/黒川京介(川口33期)
8/鈴木圭一郎(浜松32期)
優勝戦は、最内に上和田拓海、大外に鈴木圭一郎が入る10mオープン戦となった。
準決勝戦は10レース直前から雨が降り出し、走路コンディションも急変化したが、地元・川口勢の活躍がつづき、6名が優勝戦進出を決めた。また、優勝候補だった青山周平や荒尾聡らが勝ち上がりを逸したことで、激戦にも拍車がかかった。
大会連覇が期待されるのは佐藤摩弥で、前節は飯塚のチャリロト杯G2ミッドナイトチャンピオンカップを優勝。今節も準決勝戦で見事なスタート攻勢から立て直してきた。心配材料は、最終日の天気だろう。
前日段階での天気予報は、高確率で雨となっており、湿走路での決戦を迎えること可能性が高い。
そうなれば、屈指の雨巧者である加賀谷建明の期待度が急上昇しそう。スタートはムラがあるが、得意の湿走路で地元G1初優勝も現実味を帯びてこよう。もちろん、連勝とはいかないまでも、しっかりと勝ち上がってきた鈴木圭一郎の存在は大きく、通算20回目のG1制覇も。
G1キューポラ杯優勝戦は、最終日の第12レース・20時50分発走予定です。
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【川口オートG1キューポラ杯・過去レポート】
23年7月開催
優勝:佐藤摩弥
22年7月開催
優勝:早川清太郎
21年8月開催
優勝:鈴木圭一郎
20年8月開催
優勝:早川清太郎
19年7月開催
優勝:青山周平
18年7月開催
優勝:永井大介
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【片野利沙×岡崎静夏×夜道雪トークショー】
キューポラ杯4日目の第1レース発売中に川口オートのイベントホールにて「バイク女子トークショー」と題して、川口オートの片野利沙選手、プロレーシングライダーの岡崎静夏選手、そして川口オートイメージガールの夜道雪さんの3名が登壇した。
それぞれがバイクに乗り始めたきっかけをはじめ、夜道さんのSNS写真の秘密などが明かされ、1レース前から大いに盛り上がりを見せた。
片野利沙選手
「今日はたくさん来ていただいてありがとうございました。天気も晴れて乾いてくると思いますので、晴走路のスピードあるオートレースを見て、いっぱい買って、勝って帰ってください(笑)。私もまたここ(地元G1)を走れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
岡崎選手
「普段は全日本モトレース選手権という、左にも右にも曲がるバイクレースに参戦しているのですが、私もオートレースにすごく興味があって面白いと思いますが、全日本の方も私がもっと盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ機会やタイミングがありましたらサーキットにも来てくれたら嬉しいです」
また、3日目・4日目は「ポケバイに乗ってみようin川口オートレース場」も場内でおこなわれ、キッズたちが初めての「相棒」にまたがり、ポケバイを体験した。
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