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2018/03/13

Natsu Sakurai

競輪に夢CHU Vol.3

競輪に夢CHU Vol.3

みなさん、こんにちは!桜井奈津です。
3月1日〜4日まで開催された名古屋G3は地元・吉田敏洋(愛知・85期)選手の優勝でした。
「後輩たちが押し上げてくれて、決勝まで上がることができた。決勝は自分の前の浅井君から自分に対して……今まで感じたことがない気迫というか、気持ちというか、感じるものがあった」
四日市G1で落車してしまってから2週間程しか経っていない開催、コンディションは万全の状態ではなかったはず。それでも、シッカリ掴み取った8年ぶりの地元記念優勝。私は第1コーナーあたりから全力で声援を送っていましたが、ゴール後の場内は素晴らしい歓声に包まれ感激でした。

名古屋G3の前節、奈良G3の決勝では三谷将太(奈良92期)選手と三谷竜生(奈良101期)選手の兄弟のワンツーが決まりましたね。兄弟で記念競輪、グレードレースの決勝に乗るなんて簡単なことではないし、地元でこの結果には感動したファンも多いのではないでしょうか。

ラインの力。
いつでも競輪という”映画”を観る時、ラインを抜きには考えられません。そして、そのエピソードは数え切れないほどあります。前述した名古屋G3も奈良G3も、ラインの力に熱く心揺さぶられる結果となりました。

競輪は最後の最後は個人で着順が決められるものでありながらも、半分以上はチーム戦の要素があります。そのレースごとに組むチームをラインと呼び、基本的には同県や同地区の選手でひとつのグループとなります。
自分の戦闘タイプ(脚質)やパワー(脚力)をベストまで引き出してゴールするため、また敵のチームのベストの力を封じるためにラインを組んで助け合うのです。

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