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2018/03/28

Sakura Kimihara

恋して競輪ハンター

恋して競輪ハンター

話題を今回のガールズコレクションに戻しましょう。鈴木選手は終始、小林選手を追走。各選手が次々と仕掛けていく中で小林選手はどっしり構えた後方。でも、鈴木選手は切り替えません。鈴木選手は小林選手の捲りに乗っていくも、最終バックで石井寛子(東京104期)選手と、さらには奥井選手と並走になってしまい、徐々に小林選手との車間が開いて、結果は5着。
初めての大舞台、鈴木選手には作戦があったのだと思います。その作戦は着にこそ結び付きませんでしたが、きっと彼女の糧となり、これからの競走につながっていくのでしょう。
グランプリという年にたった1回の夢の舞台に出るためにも1走、1走の賞金の積み重ね、もっと言えば日々の練習の積み重ねなのかも知れません。

競輪って、つくづく不思議なものです。フッとした瞬間、レースで感じた想いが自分の人生に重なって、勇気をもらったり、気づかされたりするんですよね。今回のガールズコレクションを見ながら、私自身ももう1度、気合を入れ直そうと思いました。
鈴木選手は5月の平塚競輪場で行われるガールズケイリンコレクションにも出場予定。今回一発勝負の大舞台を経験した彼女の走りが平塚で観られることが今から楽しみです!

【略歴】

木三原さくら(きみはら・さくら)

1989年3月28日生 岐阜県出身

2013年夏に松戸競輪場で
ニコニコ生放送チャリチャンのアシスタントとして競輪デビュー
以降、松戸競輪や平塚競輪のF1、F2を中心に
競輪を自腹購入しながら学んでいく
番組内では「競輪狂」と、呼ばれることもあるほど競輪にドはまり
好きな選手のタイプは徹底先行
好きな買い方は初手から展開を考えて、1着固定のフォーメーション
“おいしいワイド”を探すことも楽しみにしている

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