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2020/07/07

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.35

『森泉宏一の実況天国』Vol.35

先日、オートレース関連のSNSを確認していましたら。
伊勢崎オートの選手会支部長が中野光公(伊勢崎25期)選手に代わり、猿谷敦史(伊勢崎25期)選手が新たに就任されていたことを知りました。

新年度に入り、飯塚は有吉辰也(飯塚25期)選手。
山陽は角南一如(山陽27期)選手。
浜松は西川頼臣(浜松26期)選手が新たに支部長に就任。
いずれもSNSで知ったのですが(笑)、人事関係はあまり公式での発表はされないのでしょうか!?
直接、レースに関係あるかは分かりませんが、個人的には人事関連の報せが好物というマニアックな男であります。
今後は副支部長なども早く知りたいところです。
川口だけは若井友和(川口25期)選手の支部長変更はないということでよろしいでしょうか?

さて、先月29日、伊勢崎オートで開催されました第45回上毛新聞社杯。
木村武之(浜松26期)選手が通算75回目の優勝を飾った3日間のショートシリーズ。
その優勝戦は終わってみれば浜松-浜松-元・浜松所属選手によるワンツースリー決着でした。
ニコ生放送『チャリ・ロト劇場 燃えろ!!オートレース』でも放送され、優勝戦当日は私も出演させていただきました。
優勝戦の予想は外れてしまいましたが……。
好きな選手の1人である木村選手の約1年半振りとなる久々の優勝を見ることができたことは嬉しい限り!
(この一戦は好きな選手が多く、若干、複雑な気持ちではありましたが……)

そして、優勝インタビューのクールな振る舞いから、ウイニングランでの満面の笑顔!
このギャップに全国のキムタケファンは心を射抜かれるのであります。

さて、その上毛新聞社杯。
この開催はただの一般開催ではなく、ファンが。
そして、選手が待ちに待った『有観客レース』の再開シリーズでもありました。
優勝戦ファンファーレ後の拍手、木村選手のウイニングラン時に金網越しから送られた数多くの声援。
ようやく本来の熱気が戻ってきたスタンドから歓声が降り注いでいました。

シリーズの開幕戦となる初日1レース。
自宅で生中継を観ていましたが、選手紹介の前に映し出された客席やスタンドの様子。
少し前まで当たり前だった光景に、グッと、心惹かれるものが。
「おかえりなさい」と、思わずにはいられませんでした。

前述の木村選手も優勝インタビューで
「やっぱり、スタンドにお客さんがいるというのは良いものですね」
と、感慨深く答えていたのが印象的。

オートレースは先日の飯塚オートの発表をもって、全てのレース場で有観客レース再開の日程が発表されました。
再開されても、守らなければならない項目は沢山あります。
それでも……“オートレースがある日常”へ、大きく前進する夏になりそうです。

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