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2020/09/25

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.40

『森泉宏一の実況天国』Vol.40


上和田拓海選手(川口)

野本選手と同じ特例組。
ロードレースからの転身組で、小学4年生からポケバイを始め、高校生からロードレースの道へ。
阿部光雄(川口6期)元選手が監督を務める『チームノリック』にも所属していました。
養成所では最優秀賞を受賞。
その注目度に応え、デビュー節から4連勝と、鮮烈な印象を残しました。
昨年8月には初優勝を完全優勝で飾るなど、34期の筆頭格的存在。
今年、ここまで20勝。
8月には地元・川口で、自身初の記念レース出場も果たしました。


深谷俊太選手(浜松)

今年2月末にデビュー初勝利を飾り、ここまで12勝を挙げています。
さらに9月の地元戦は初日から3連勝で、見事にデビュー初優出。
優勝戦はスタートミスから早めに捕えられてしまい5着に敗れましたが、予選からの走りっぷりは覚醒したものを感じました。
雨を苦手にしていましたけれども、今月7日(川口)に初の湿走路で1着。
(公式発表は走路が乾いてきており、斑走路に近かったですが…)
難走路でのスタートで叩かれてしまいましたが、食らいついて逆転に成功しました。


早川瑞穂選手(山陽)

オートレーサーとしては珍しい大阪府出身。
関西大学出身で科学生命工学を学び、卒業後はメーカーにて研究職として勤務。
まさに、“リケジョ”。
また、学生時代は陸上ホッケー部にも所属し、全国大会で準優勝も経験しています。
さらに兄はボートレーサーの早川尚人(大阪91期)選手。
競技こそ違いますが、兄弟レーサーとしても注目を集めています。
デビューからここまで、未勝利(2着=2回)と、怪我も含め、苦しい戦いが続いている状況ですが。
一歩、一歩、着実に駆け上がって欲しい選手です。

***************

今回は6名の選手をピックアップしてみました。
若い選手の台頭は業界にとっても喜ばしいことだけに、34期を含めた若手選手の活躍に期待しています。

今後も、33期〜34期を中心に、若い選手をピックアップしていこうと、考えています。
是非、ご覧下さい!

【オートレース/今後の記念レース日程】
・9/30~10/4 G2ウィナーズカップ(浜松・デイレース)
・10/14~10/18  G2第31回若獅子杯争奪戦(山陽・デイレース)
・10/30~11/3  SG第52回日本選手権オートレース(川口・デイレース)
・11/19~11/23  G1第62回秋のスピード王決定戦(浜松・デイレース)
・12/5~12/9  G2オーバルチャンピオンカップ(飯塚・ナイターレース)
・12/16~12/20  G1第55回スピード王決定戦(山陽・デイレース)
・12/27~12/31 スーパースターフェスタ(川口・デイレース)

【略歴】


森泉宏一(もりいずみ・こういち)
1984年5月8日生まれ
東京都出身 広島県・富山県育ち

父親の影響もあり、学生時代は野球に打ち込む
25歳の時、ボートレースで公営競技実況デビュー
2017年4月から伊勢崎オートでオートレース実況を始める
公営競技実況の他、プロアマの野球実況
さらにはイベントや展示会の司会
広告モデルや話し方教室講師などでも活動
野球好きの選手からの誘いもあり、
伊勢崎オートの野球チーム「キラッツ」に入部
しかし、デビュー戦において投手で二桁失点を喫する
その為に最近、オートレース界隈でその実力が疑われている
某選手からの「投げるスタミナがあるだけで助かっている」
という慰めの言葉が唯一の救い

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