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2021/08/27

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.62

『森泉宏一の実況天国』Vol.62

先日開催されたSG第25回オートレースグランプリ。
ファイナル優勝戦は、篠原睦(飯塚26期)選手が好スタートから先頭へ。後続には、この優勝戦でグランドスラム(SG競走全制覇)を狙う鈴木圭一郎(浜松32期)選手がピッタリと2番手で追走する形に。篠原選手は道中隙のない走りを披露し、10周回を見事に逃げ切り。デビューから22年、13回目のSG優勝戦で悲願のSG初優勝を成し遂げました。
圭一郎選手も隙あらばという展開でしたが、その展開がないままの10周回。レース後は「相手のミス待ちだったが、そのミスが無かった」とコメント。
テクニックを存分に発揮した篠原選手。表彰式では賞金ボードを高々と掲げて、
「これ夢やったんよおー!」
と、満面の笑みを披露。
昨年の伊藤信夫(浜松24期)選手といい、今回の篠原選手。グランプリは印象的な優勝が多いのも特徴です。

そのオートレースグランプリ。今年は雨の多い開催となり、夏の暑さを感じないまま終わってしまいました。とはいえ、雨でも高配当のオンパレード。インコースの一本道かと思われた中、加賀谷建明(川口27期)選手が外コースを攻めて3連単8万円台の高配当など、なかなか予想の難しい開催でもありました。この日は加賀谷選手と同期の前田淳(山陽27期)選手も湿走路を克服し、3連単22万円台の大波乱に。
もし5日間が夏らしい気候で全レース良走路で行われていたら、また結果は違ったのかもしれません。勝ち上がった選手の顔ぶれも変わっていたでしょう。それでも様々な天候で楽しめるのがオートレースの醍醐味のひとつ。そういう意味でも存分に堪能できた今年のグランプリでした。

話は変わって、篠原選手のSG優勝から2日後。京王閣競輪場でのYouTubeライブにゲスト出演させて頂きました。

初めてお邪魔した京王閣競輪場(地図上では駅のすぐ近くですが、少し迷いました)。

残念ながら無観客開催ということで、場内を堪能することはできませんでしたが、レース前にバンクを少しだけ見させてもらいました。

まさか競輪でこのような形のゲスト出演があるとは夢にも思わず。共演の後閑信一さん、佐藤さやかさん、太田理恵さん、そしてスタッフの皆さんがやり易い雰囲気を出していただき、感謝しております。
予想の方は、安い配当しか的中せずでしたが、後閑さんの熱のある競輪のお話、太田さんの競輪歴2年とは思えない知識、佐藤さんのトーク力、勉強させていただきました(後閑さんはYouTubeチャンネルを作成されていて、山を購入された時のお話もあるそうです)。
オートレースの配信などでもお馴染みの方にも多数ご覧いただきました。また競輪ファンの方々からも温かいお言葉を頂き、嬉しい限りです。
併せて御礼申し上げます。

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