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2021/11/26

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.67

『森泉宏一の実況天国』Vol.67

まず、はじめに。
先日川口オートでの落車事故により、川口オート所属の佐藤正人(川口22期)選手が殉職されました。
当該レースから僅か数時間で帰らぬ人に。未だ信じられない気持ちです。事故レースがゼロになることが難しい競技ではありますが、少しでも危険な事故が改善され、今回のような出来事が減ることを祈るばかりです。改めてご冥福をお祈りする次第です。

話は変わり、先日テレビを観ていると、ボートレースのCMが流れていました(地上波での放映。羨ましい!)
選手を目指す2人の男女が主人公。養成所に入るところからストーリー調になっており、訓練生としての苦楽が描かれています。そして先日のCMにおいて、主人公2人が無事、養成所卒業までたどり着いたところが放映されました。CMの最後に、お笑い芸人・飯尾和樹さん扮する教官が、
「管理解除!」
と、大声で発声。

それを観て「管理解除の意味が分かる人、どれだけいるんだよ!?」と、思わずテレビに突っ込んでしまったのです。
公営競技ファンはしばしば、その競技の専門用語を会話の中に織り混ぜ、例えなどに使用しているところをよく見ます。

風邪を引いて職場を早退したい時は
「管理解除を申し出た」

健康診断で再検査が必要だと表示された時は
「赤旗審議」「審議対象」「戒告」

法事で休むこと、催しへの不参加時は
「家事都合」

飲み会で欠員が出て後から参加した人
「追加斡旋」

仕事のシフトが出る。三連休があり予定を立てたいが、確定シフトではない
「概定版」

独身の場合
「単騎」

などなど。
ちなみに公営競技好きの私の知人は、これらの専門用語を操り、ブログなどで上手に表現をされる方でした。
先述のCMを観て、そんな言葉遊びを思い出した次第です。

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