【荒尾聡のDEF JAM Diary】Vol.14
皆様、こんにちは。
飯塚オート所属、27期の荒尾聡です。
早いもので、今年ももう終わろうとしています。
今年これまでを振り返ってみると、年のはじめこそ地元で連続優勝など、成績を残すことができましたが、それ以降は、なかなか思う様な成績を残せませんでした。
それに、優勝戦や準決勝戦で落車をしてしまったりと、車券を買って下さった方々にも、大変なご迷惑をおかけいたしました。
しかしながら、大きな怪我もなく、1年間を走れたことに深く感謝しています。
今年の4月には同期の重富大輔が亡くなりました。
同期であり、同支部であり、養成所時代も入れると、約22年という長い付き合いでした。時には兄のようでもあり、時には子供っぽいところもある。みんなに愛される人でした。
レース中の事故ではなく、病気ということもあり、本人は、まだまだレースを走りたかったと思います。
思えば、昨年のスーパースター王座決定戦トライアル戦への出場が決まっていながら、病気が発覚して、残念ながら出場ができませんでした。
そして、今年の僕も、出場する開催は、そのスーパースター王座決定戦を残すだけとなりました。
昨年は、出場が叶わなかった重富大輔の想いも乗せて走ると言いながら、情けない結果しか残すことができませんでした。
今年こそは、同期の加賀谷建明と一緒に、天国の重富にいい報告ができるように頑張りたいと思っています。
今年のスーパースター王座決定戦は、史上初の消音マフラーでの開催です。
しかも、川口オートレース場は新走路。
僕はぶっつけ本番にはなりますが、練習と調整をしっかりして頑張ります。
最後に、今年もたくさんの応援、ありがとうございました!
皆様の応援があってのオートレース。
これからも車券に貢献し、そして、楽しんでもらえるレースを目指します。
スーパースター、そして来年も、たくさんの応援をよろしくお願いいたします。
***************
【過去のコラムはこちら】
荒尾聡選手コラム「DEF JAM DIARY」
Vol.13「地元のSG日本選手権へ」
Vol.12「重富大輔の思いと共に」
Vol.11「久しぶりのミッドナイト」
Vol.10「スーパースター王座決定戦」
Vol.9「リベンジの日本選手権」
Vol.8「走路温度とタイヤ」
Vol.7「ダイヤモンドレース優勝!」
Vol.6「オールスター連覇へ」
Vol.5「SG全日本選抜優勝報告」
Vol.4「今年の課題はスタート」
【略歴】
荒尾聡(あらお・さとし)
1981年6月28日生 福岡県築上町出身
2001年に27期としてデビュー、ロッカーグランドは飯塚。
類まれなスピードと抜群のスタート力、そして、天候に左右されない安定感のある走りでトップ戦線を牽引し続けている。
SGレースは2007年にオールスターで初制覇、さらに2017年のスーパースター王座決定戦、2019年と2020年のオールスターオートレース(連覇)。
そして2021年の全日本選抜と、ここまで通算5回の優勝。
2020年7月には通算800勝を達成した。
2022年度後期適用ランキングはS-4。
飯塚地区では2019年度後期より7期連続12度目の1位の座に立つ。
また、オートレースの魅力を伝えるため、SNSでも精力的に発信を行っている。
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