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自転車競技

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2018/06/12

P-Navi編集部

<地域密着型に進化し多くの観客を魅きつけた>日本を縦断する国際サイクルロードレース「第21回ツアー・オブ・ジャパン」(前編)

<地域密着型に進化し多くの観客を魅きつけた>日本を縦断する国際サイクルロードレース「第21回ツアー・オブ・ジャパン」(前編)

前哨戦のクリテリウムと第一ステージであるタイムトライアルが開催された堺

今年のTOJは20日日曜日から始まった。開幕に先立ち、堺市内では恒例の午前中に出場選手による「堺国際クリテリウム」が開催された。

※「TOJ出場選手による小周回レース」

優勝はブリヂストンサイクリングの原田選手。日本人選手の活躍に、大きな興奮に包まれながらの開幕となった。

午後からTOJとしてのレースが始まった。第一ステージは2.6kmの平坦の短距離のタイムトライアル。

※「選手はスタート台からひとりひとりスタートしていく」

「選手はスタート台からひとりひとりスタートしていく」>例年タイムトライアルは海外チームのスペシャリストが制することが多い。この大会は後半に厳しい山岳ステージが設定され、上りに長けた選手が総合優勝をもぎ取るのだが、それでもここで生じるタイム差は後々まで響くことになり、総合成績を狙う選手は慎重にリザルトを狙っていく必要がある。また今年の選手たちの仕上がりや脚を見るという要素もあり、一人一人順番にスタート台からスタートしていく形式のレースは、今年も独特な緊張感に包まれた。この中で3分12秒00というトップタイムを叩き出した英国のJLTコンドールのイアン・ビビーが優勝。

※「トップタイムを叩き出したイアン・ビビー」

リーダージャージ、ポイント賞ジャージを獲得した。次点には昨年の大会の第2第3ステージを制したマルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ)。3位に入ったオリバー・ウッド(JLTコンドール)。ヤングライダーのトップとして、新人賞ジャージを獲得した。今年も力のある選手が揃ったようだ。

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