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2019/12/25

P-Navi編集部

ツアー・オブ・ジャパン(第5ステージ)

ツアー・オブ・ジャパン(第5ステージ)

見事ステージ優勝を決めたズルロ

ヒルがグリーンジャージをキープ

グリーンジャージのヒルはこの混戦の中も、自ら4位でステージを終え、ジャージをキープ。個人総合では2位以下が入れ替わり、2位に浮上したアダム・トーパリック(チーム・ザワーランド・NRW・P/B・SKS・ジャーマニー)との差は2秒となった。

着実に逃げ集団に入り、山岳ポイントを積み重ねたザッカンティ

ポイント賞はレイモンド・クレダーの手に移った

山岳賞は2位以下に大きな差をつけているザッカンティが守ったが、新人賞は総合2位に上がったアダム・トーパリックに移り、ポイント賞はこの日をステージ2位で終えたクレダーに移行。

新人賞は個人総合2位に順位を上げたトーパリックの手に

シャンパンファイトでこの日の健闘を称え合う

優勝したズルロは、暑さと、コースの上り、コーナーの多さがハードで、ナーバスになったとコメント。それでも「レース中、常に良い位置取りができていて、最後の1周は30~40人程度の少ない集団になっていたこともあり、自分にとってはとても戦いやすかった」と振り返った。

ジャージのキープをチームの目標として走ったというヒルは、ステージ優勝も狙っていたそうで「やはり勝ちたかったという気持ちはある。とにかくジャージのキープという 目的を果たせたので、チームとしては勝利ともいえると思っている」と語った。

南信州ステージ名物「焼肉観戦」。コース内ではいたるところで焼肉が行われている

この日の観客は約3万8,000人。今年も“焼肉のまち”飯田ならではの焼肉観戦は健在で、公式焼肉スポットの他、コース沿線の家々のガレージで焼肉が行われ、飯田市民だけでなく、遠方からの観戦者も大いにレース観戦と焼肉とを楽しんだ。初来日の選手たちは、のどやかな景観と漂う肉の焼ける匂いに、さぞかし驚いたに違いない。

次は富士山ステージ。ここで出るタイムがこのレースの個人総合を決めると言ってもよいほど重要なステージであり、ここで個人総合の順位も大きく入れ替わる。日本人勢では入部正太朗(シマノレーシング)が4位、上りにも強い増田成幸(宇都宮ブリッツエン)が8位をキープ。どのような展開が待っているのだろう。

 

【第5ステージ】

1位 フェデリコ・ズルロ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)3時間10分24秒

2位 レイモンド・クレダー(チーム右京)+0秒

3位 ニコラス・ホワイト(チーム・ブリッジレーン)

 

◆個人総合成績(第5ステージ終了時)

1位 ベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・サンティック)12時間27分54秒

2位 アダム・トーパリック(チーム・ザワーランド・NRW・P/B・SKS・ジャーマニー)+2秒

3位 レイモンド・クレダー(チーム右京)

 

◆ポイント賞(第5ステージ終了時)

1位 レイモンド・クレダー(チーム右京)67p

2位 フェデリコ・ズルロ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)57p

3位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)55p

 

◆山岳賞(第5ステージ:南信州 終了時)

1位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)30p

2位 エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)12p

3位 ホアン・ボウ・カンパニー(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)10p

 

◆チーム総合(第5ステージ終了時)

1位 チーム・ブリッジレーン 37時間24分46秒

2位 チーム右京 +10秒

3位 マトリックスパワータグ +11秒

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