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2020/02/17

P-Navi編集部

湘南シクロクロス(第2戦)

湘南シクロクロス(第2戦)

レースは、朝のキッズカテゴリーから始まった。キッズはキャンバー部分を割愛し、サッカー場脇の通路を直進するショートコースで競われる15分のレース。ショートコースとはいえ、テクニカルなターンが多く含まれるコースとなるが、ゴールを目指し、大人顔負けの気迫で懸命に走る姿に拍手が送られた。

気迫あふれるキッズのスタート。すでにシクロクロスバイクに乗っている子供がいることにも驚かされる

子供にとっては大きな障害物となるシケイン。自転車を降り、抱えて懸命にクリア

15歳、17歳以下、ビギナーのカテゴリーが開催され、会場が沸くのがマスターズ(CM)。今季は、1979年生まれ以前の方がエントリーできるカテゴリーだ。過去には、日本代表選手として欧州のトップレースや世界選手権に参戦していた池本真也(和光電機-BIORACER)のような元選手も参加可能であり、熟練者たちの熾烈な戦いが展開されるのだ。見守る観客たちの応援にも熱が入る。レースを終えたあとの達成感あふれる表情や、互いの健闘を讃え合う姿が清々しい。

選手との距離が近いシクロクロス。声援は選手に届く

CM1(マスターズ最上位カテゴリー)のゴール後の記念撮影。レースを楽しむベテラン達の達成感あふれる笑顔はいつも魅力的だ

ゴール後、健闘をたたえ合う

声援を送る観客たち。前後の選手とのタイム差などの情報を伝え、サポートする姿も

少数精鋭の戦いとなった女子カテゴリー(CL1~3)。観客との距離が近い競技とあり、参加者たちの様子は間近で確認できるのだが、どの選手も思わず苦しくなるくらい荒い息遣いを響かせながら、走り抜けて行く。ターンが続くエリアは集中力を使い、直進部分は全力で駆け抜ける。まったく休める場所がなく、女性たちにとっては、限界の強度で走ることになるコースなのだと改めて気付かされた。

階段の上を走るエリアは視覚的に恐怖感もあり、苦戦する参加者も

バランス感覚が必要なキャンバーを安定した走りで抜ける L2+3の覇者・太田まどか(TEAM轍屋)

荒い息を吐き、全力で走り抜ける小田恵利花(A-Pad CX GIRLS TEAM)。CL1で優勝を遂げた

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