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2020/11/27

P-Navi編集部

宇都宮クリテリウム・レポート

宇都宮クリテリウム・レポート

ここからがスプリンターたちの争い。山本大喜を先頭に最終コーナーをクリアし、残りは350m。小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)や孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、岡本隼(愛三工業レーシングチーム)ら、スプリント力のある選手たちが続く。
この実力者たちの中、抜け出したのは地元ブリッツェンの小野寺だった。力強いガッツポーズでフィニッシュラインを駆け抜けた。

スプリント勝負を制したのは宇都宮ブリッツェンの小野寺だった

宇都宮ブリッツェンはチームとしては3連勝。レースをコントロールし、増田のリーダージャージも守り、完璧な勝利を飾った。

上位3名の表彰台。爆発力のあるスプリンター岡本(愛三工業レーシングチーム)、トラックでも活躍する孫崎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が2位、3位に入った

スプリント賞を獲得した3名

フィニッシュタイムは1時間9分余、平均時速44kmという速い展開になった。

表彰台に立った小野寺は「今日は自分が勝負を担う予定ではなかった」と、語った。エースを担うはずだった大久保選手が遅れてしまい、自分で勝負しなくてはいけないと、考えを切り替えたのだという。「地元で3連覇できて良かった」と、インタビューを締めくくった。

リーダージャージを守った増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

U23のリーダーの証、ネクストリーダージャージは織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が守った

ライブ中継越しのファンたちの応援に応える小野寺

この翌日は同じ宇都宮を舞台にロードレースが開催。またもやブリッツェンが地元の意地を見せるのか?ここで他チームがブリッツェンの快進撃を止められるのか?に注目が集まった。

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【結果】宇都宮クリテリウム

1位/小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) 1時間9分37秒
2位/岡本隼(愛三工業レーシングチーム) +0秒
3位/孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
4位/門田祐輔(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) +0秒
5位/織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +1秒
6位/鈴木龍(宇都宮ブリッツェン) +1秒

【敢闘賞】

該当なし

【中間スプリントポイント】
5周回完了時/横塚浩平(チーム右京)
10周回完了時/小森亮平(マトリックスパワータグ )
15周回完了時/山本大喜(KINAN Cycling Team)

【Jプロツアーリーダー】

増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

【U23リーダー】

織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

画像提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)

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