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自転車競技

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2021/04/10

P-Navi編集部

おおいたサイクルロードレース・レポート

おおいたサイクルロードレース・レポート

大分市内に設営された特設コースで、おおいたサイクルロードレースが10月4日に開催された。例年は「おおいたアーバンクラシック」というUCI(世界自転車競技連合)公認の国際レースとして開催されているのだが、今回は新型コロナウィルス感染拡大を受け、前日のクリテリウムと同様、JBCF(日本実業団自転車競技連盟)内のリーグJプロツアーの1戦として開催されたものだ。
JBCFの最高峰リーグであるJプロツアーは、今季はこのレースと、残り1戦(ステージ戦として2レースで構成)を残すのみとなった。
このレースは「おおいたアーバンクラシック」という国際レースとして市街地を走る10kmのコースを使用していたのだが、今回はおおいたスポーツ公園内に設営された一周4kmのショートコースを使用することになった。
コースは長い上りとカーブが連続する下りで構成され、テクニックを要するポイントも多い。特に、ラスト500m地点の下りと上りから構成されるヘアピンカーブは、ここから長い上り坂に突入することもあり、選手たちを絞りこんでいく難所となるだろう。レースは、このコースを25周する100kmの設定で開催された。

国内レースとなった今回も、ラウンドガールが登場し、レースを盛り上げた。スタート地点の昭和電工ドームはラグビーW杯の会場にもなった地だ

昭和電工ドーム前のスタートラインには、Jプロツアーのリーダージャージを着るレオネル・キンテロ(マトリックス パワータグ)、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭に選手たちがラインナップした。

スタート。無観客開催だが、公園に立ち寄った市民を排除まではしないという方向で開催された

スタートと同時に、有力チームから次々とアタックが仕掛けられる。すでに勝利をあげているKINAN CyclingTeamや、勝利がほしいTeamUKYO、前日に引き続き、勝利を狙いたいTEAM BRIDGESTONE Cycling、地元出身の黒枝咲哉(シマノレーシング)などが集団前方で積極的に動いて行き、ペースが上がった集団は長く引き伸ばされた状態に。テクニカルな要素を含んだ周回の中で、選手たちが絞り込まれていく。

スタートから積極的に各チームが仕掛けていくアクティブな展開に

地元出身の黒枝咲哉(シマノレーシング)も積極的に展開

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