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2021/04/16

P-Navi編集部

JCXマキノ高原・レポート

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続いて男子エリートがスタート。気温が落ち、日も陰り、太陽が輝く女子のスタートから一転し、冬のレースとなった。

2020年はレースも少なく、翌週の全日本選手権に向け、ほぼフルラインナップのエントリー。スタートラインには豪華な顔ぶれが並んだ。

有力選手が最前列を固めた男子エリートのスタートライン

沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)を先頭に男子エリートがスタート

注目はMTBレースのトップレーサー沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、昨年のシクロクロス全日本選手権U23で優勝、JBCFロードでも今季U23の総合優勝を遂げた織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、現在のシクロクロスエリートの全日本チャンピオンである前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、トップロードチームに籍を置きながらも、シクロクロスに重きを置いた活動を続ける小坂光(宇都宮ブリッツェン)、横山航太(シマノレーシング)や、海外での豊富なシクロクロス参戦歴を持つ竹之内悠(ToyoFrame)などだろうか。

沢田のすぐ後ろに、小坂光(宇都宮ブリッツェン)、積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)、前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)らが続く

沢田時が先頭に立ちペースアップ

沢田が先頭で飛び出し、織田、前田、小坂が追う。横山、竹之内、村上功太郎(松山大学)や積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)がここに食らいついた。先頭を走るメンバーはU23、エリートで全日本選手権で表彰台のてっぺんに上った経験がある強豪揃い。全日本を直前に控え、この時期に照準を当て、仕上げてきていることの表れでもあろう。

先頭を行く織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)を追う先頭メンバー。顔ぶれは日本のトップ選手たちばかりだ

集団の中では、沢田、前田、織田、小坂が前方に位置して走る。ペースアップもあり、先頭集団にも揺さぶりがかかってくると、積田が堪えきれず早々に脱落。織田はパンクのトラブルがあったが、集団に復帰した。

3周目に入ると、先頭の中でも差が生まれてくる。ぴったりとついた状態で先頭を行くのは、沢田、前田の2名。小坂、復帰した織田、横山らが追うが、竹之内、村上らは厳しい表情を見せ始める。

小坂、パンクから復帰した織田が先頭2名に食らいつく

障害物を自転車から降りず、乗車したまま「バニーホップ」ジャンプでクリアする織田。このアドバンテージで他選手との差を広げた

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