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2021/06/16

P-Navi編集部

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ

第2ステージにはスプリントポイント、山岳ポイントが3回ずつ設定されている。最終ステージには山岳の設定がないため、山岳賞ジャージの行方はこのステージの結果で決定することになる。
スプリントポイントは渡邊が先頭通過、最初の山岳賞ポイントは、小野寺、小出、沢田の順に通過。


リーダー増田を守りながら、集団のコントロールをするブリッツェン

メイン集団とのタイムギャップは3分まで開いた。このままゴールした場合、集団内の増田は首位を失うことになる。バーチャルリーダー(この状態のままレースが終了した場合のトップ選手)は集団内最高位の谷(2分51秒差)だ。
先頭16名への合流を目指して天野壮悠(日本ナショナルチーム)と小村 悠樹(チームユーラシア・IRCタイヤ)がメイン集団から飛び出した。
先頭に1名しか送り込んでいない宇都宮ブリッツェンにはメイン集団のコントロールをする大きなモチベーションがあるが、増田の温存を考えると、集団を引き上げるメンバーは3名しかおらず、負担の大きい状況に。ブリッツェンは集団のペースアップのために小野寺をメイン集団に呼び戻した。追走2名は吸収され、15名になった先頭とメイン集団の構図に戻る。


スプリントポイントが設定されたオギノパン前を通過


タイム差は4分を超えた


先頭集団の逃げ切りも濃厚になってきた。ペースを上げる選手たち

だが、小野寺が集団に戻る頃、集団とのタイム差は4分まで開いていた。
2回目の山岳賞は、ホセ、横塚、渡邊の順に通過。
4周目に入る頃には、タイム差は5分46秒まで開き、先頭集団の逃げ切りの可能性がかなり濃厚になってきた。さらには、このタイム差のままでは上位選手が入れ替わってしまう。


集団内の動きも盛んになってきた


入部(弱虫ペダルサイクリングチーム)がアタックし、平井(日本ナショナルチーム)が追随

5周目に入り、入部が単独アタック。振り返ることなく、全力でペダルを踏んでく。ここに平井が食らいついた。


補給するサポートスタッフにも力が入る

2名はしばらく先行したが、先頭集団は落ち着いて、ほどなく2名を捉え、レースは仕切り直しに。
だが、この動きで横塚、佐藤、渡邊、寺澤の4名が遅れ、先頭集団は11名に絞り込まれた。残すは2周。バーチャルリーダーである谷、次点の小石はここまでにチームメイトを失い、単独での戦いが必要な状況になっていた。
先頭集団から勝者が出ることは、ほぼ確実なものとなり、動きも盛んになってくる。
同時に、メイン集団に残された上位選手の順位を守りたいチームは、先頭集団にいる谷、小石選手との差を1秒でも縮めねばならない。


小石(チーム右京相模原)がアタック


先行する小石を追う追走集団

最終周回を前に、小石がアタック。単独で先頭を行く小石を、小出、仮屋、ホセ、山本元喜が追う。

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