日本のトップ選手がサポート!鈴鹿8時間エンデューロ
会場には、感染症対策を施した上で、バザール会場も設定された。サイクルアパレル、アクセサリー、洗車用品やオイルなどのケミカル、サプリメントなど、多様なブースが並んだ。自転車イベントの開催が減り、「ブース販売に用に用意していたサンプル品が2年分溜まってしまった」と笑うブースもあり、多数のアイテムが特価で販売されていたようだ。まだ市場では知られていない新登場のブランドもブースを開いており、興味津々の様子でブースを回る来場者でバザールは賑わった。
魅力的なブースが並んだバザールも大盛況。多くの来場者がブースめぐりを楽しんだ
スタートオイルを塗ってくれるワンコインサービスも!自分で選ぶことが難しいアロマオイルなどは特に、スタッフにアドバイスをもらえる機会が貴重だ
パーツ、ケミカル、サプリメントなどは特に、ブランドの担当者と話し、自分に合ったアイテムを探し出せるのも、ブースめぐりの大きな魅力。中には、ブースでセカンドキャリアの相談会を開催したブランドも!いずれにしても、ブランドの担当者と接点が持てる貴重な機会であることに間違いない。
名物だった大抽選会は密を作るため見送られ、代わりに抽選の当選番号が掲出される形式となった
自分たちの順位はスマートフォン等を使い、リアルタイムで確認できる
サーキット上では、3時間、4時間と時間の経過とともに順位が決定していく。主には、ソロ、チーム、男女混合というカテゴリーごとに表彰を行うが、3時間のみ、ファミリーと女子の部が設定されていた。
ファミリーの部の表彰式。家族で力を合わせてがんばった!
各カテゴリー、特に男子ソロとチームの総合優勝争いは熾烈で、抜け出したり、スプリント勝負になったりと、レースとしても見応えのある戦いが繰り広げられた。今年の表彰式は密を避けるため、関係者のみで開催されたが、2年ぶりの開催となる大会の表彰台に乗ることができた参加者は、皆とても満足げな表情を浮かべていた。
晴天の下、気持ちよくサーキットを駆け抜ける参加者たち
この大会では、参加者を大幅に絞り込んでいたため、サーキット上は非常に走りやすく、参加者たちは鈴鹿サーキットの環境を大いに満喫できたようだ。制限時間が来るまで、参加者たちは、それぞれのペースで走行を楽しんでいた。
カゴ付き自転車でもOK!キッズの参加者も増えていた
今季のJプロツアーで個人総合優勝を果たしたホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)はソロで参戦した奥さまの手を取ってフィニッシュ
この日のレースで、もっとも速かったのは、6時間の総合優勝をしたチーム。1周5,807mのコースを6時間0分16秒で43周、249.7kmを走った。平均時速は、なんと時速41.58km! 一般参加者がこのスピードで、アップダウンもあるサーキットを走り抜けたと考えると、驚きだ。
熾烈な戦いを経て優勝したチームは達成感あふれる表情で表彰台に上がる。賞金も嬉しい!
6時間の部の表彰を終えて。抱えきれないほどの副賞をもらい、笑顔がこぼれる参加者たち
最難関となった6時間の部の表彰で、第22回鈴鹿8時間エンデューロは幕を下ろした。今年はイレギュラーの開催となったが、参加者の満足度は高かったようだ。
参加者のサポートを終えたゲストライダー、バイク審判たち
来年も、スズカ8時間エンデューロは開催予定。感染防止策などが、どのような形になるかはわからないが、来年も幅広い層が、それぞれの趣向に合わせて楽しめる大会になることだろう。大会は、ママチャリでも、キッズバイクでも参加OK(突出して危険な一本足スタンドは外すなどの規定あり)! 参加を検討してみては?
画像:Kenji TAKADA、編集部
協力:鈴鹿8時間エンデューロ
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