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2022/01/08

P-Navi編集部

弱虫ペダルカップin能登

弱虫ペダルカップin能登

女子エリートも同日に開催されている。福田咲絵(AX cyclocross team)と渡部春雅(明治大学)がスタート後早々にパックを作った。好スタートを切ったものの、福田らにかわされてしまった中島瞳(弱虫ペダルサイクリングチーム)と望月美和子(ORCA CYCLING TEAM)が、セカンドパックを作り、先行する2名を追った。


女子エリートのスタート。中島瞳(弱虫ペダルサイクリングチーム)が好スタートを切った


先頭を行く渡部春雅(明治大学)と福田咲絵(AX cyclocross team)

福田は渡部の隙を見てペースアップし、渡部を置き去りにして単独で先行、このままの勢いでフィニッシュラインに飛び込んだ。2位とは2分以上の差を開けての先行で、前週の琵琶湖に続き、JCX戦を連覇、調子の良さを見せつけた。


福田は前週に続き独走優勝

渡辺は2位でフィニッシュ。2位の渡辺に迫ったセカンドパックからは、熾烈なスプリント合戦で中島が望月に競り勝ち、3位表彰台に滑り込んだ。


3位を競り合う中島と望月美和子(ORCA CYCLING TEAM)。大会の冠であるチームの名にかけて、中島が表彰台を死守した

この日の結果を受け、男女のトップレーサーたちはどのような調整をし、本番の全日本選手権をどう走るのか。前哨戦としても注目を集めたレースだった。
急遽、本年度の開催が決まった大会だと言うが、蓋を開けてみれば、男女エリートには上位選手が名を連ね、各カテゴリーにも元トップ選手やジャーナリストなど、多くの名の知られた参加者が参戦し、各レースを大いに盛り上げた。国内の各シクロクロスリーグからも、スタッフが駆けつけ、開催をサポートしたという。


大会の開催を支えたスタッフのみなさん

国内では非常に珍しい常設のコースであり、このコースの存在は、北陸の選手層育成にもプラスに働くかもしれない。来年の大会がさらに盛り上がることは確実だと思われるが、このコースを核とした今後の新しい展開にも、期待が集まっている。

画像提供:Yuzuru SUNADA/フカヤDeLa TRAIL presents 弱虫ペダルカップin能登

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