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2022/05/31

P-Navi編集部

1300名が走った!富士チャレンジ200

1300名が走った!富士チャレンジ200

【ブースめぐりも楽しい!】
この日も、メンテナンス製品、オリジナルウェア、アスリートフードなど、さまざまなブースが並んでおり、レースを終了した参加者や、チームで参加し順番を待つ参加者などがブースめぐりを楽しんでいた。
目を引いたのが、和のパッケージの「MANA BAR(マナバー)」。人工甘味料、保存料、着色料不使用で、さらには小麦粉を一切使わない「グルテンフリー」。オーツ麦、大豆、玄米などの穀物を使ってこのエナジーバーを作り上げているという。健康に意識が高い方でも、安心して食べられるこだわりの商品だ。


「MANA BAR(マナバー)」が並ぶ。「ゴマ&ワカサギ」フレーバーは旨味が詰まっており、エナジーバーとは思えない深い味わい

てんさい糖や、吸収速度が遅い糖質源であるリンゴ濃縮果汁を使用し、甘さを控えながらも、おにぎり1個分のエネルギーとタンパク質が摂れるそうだ。エナジーバーも、進化している。気になったのが「ゴマ&ワカサギ」というフレーバー。魚がエナジーバーに??? 聞けば、パッケージに富士山が描かれているご縁もあり、山中湖さんとコラボし、限定で作り上げた商品だという。魚には有効成分も多く、身体にはよさそうだが、味は? 食べてみると、まったく魚の「くさみ」はなく、旨味だけが活かされており、噛み締めると深い味がする。ゴマとほんのりとした甘味が相まって、スイーツというより、完成度の高い食べものという印象。純粋にいくらでも食べられるくらい美味だ。それぞれの嗜好に合わせ、補給食品も進化していることを思い知らされた。
この日は、想定外に気温が下がってしまい、春の気温を味わってしまった後の身には少々辛かった。サイクリストにおなじみの大阪のレストラン「エスキーナ」が、キッチンカーでやってきて、温かいフードを提供してくれていた。


気温が低い中、熱々の料理を提供してくれた「エスキーナ」のキッチンカー


お手製のシロップが並ぶ。暑い日はソーダ割りが人気

一番人気は、熱々の「バターチキンカレー」だったようだが、筆者は「ジンジャーシロップ」のホットドリンクをオーダー。ピリッとしたジンジャーがカラダを芯から温めてくれ、ほどよい甘味でほっこり。飲み干すのも惜しかったが、やっぱり一気に飲み干してしま
った。屋外での活動を知っているからこそ用意できるメニューだと感動。「外でいただくからこそ、いっそうおいしいもの」があると納得した。

【制限時間いっぱいまで楽しめる】
終盤の時間帯は走行者が減り、この世界トップクラスのサーキットを独占して走れるのも、このイベントならではの魅力。時間をかけてゆったりと走るのもアリだし、ブースめぐりや休憩を挟み、サーキットが空いてから悠々と走るのも、かしこいかもしれない。


上質のサーキットを自分のペースで気持ちよく走れるのが最大の魅力


それぞれの「ゴール」に向けて走る

サーキットでは、最後の最後、制限時間が来る瞬間まで、参加者たちが走行していた。車両が走るために設計されたサーキットであり、当然のことだが、路面状態もよく、ビギナーの方でも気持ちよく走れる富士スピードウェイ。今年もファミリーやビギナーから、
仲間で結成したチーム、セミプロともいえる脚力の持ち主までが、それぞれの趣向に合わせて富士チャレンジを走った。設定が「時間」ではなく「距離」であるため、参加のハードルも低く、個々の趣向に合わせて走りやすい。今年は表彰式を中止するなど、感染防止対策が徹底されたイレギュラーな形であったが、来年以降は、より平常の形に近づき、さらに賑わいを増す開催となるだろう。

画像提供:富士チャレンジ 大会実行委員会、編集部

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