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2022/07/11

P-Navi編集部

絶景の中を駆ける!Mt.富士ヒルクライム

絶景の中を駆ける!Mt.富士ヒルクライム

トップグループは1時間でレースを終えるが、一般参加者は、あくまで自分の選んだペースでヒルクライムに挑む。参加者はグループ分けされて、それぞれ30分のスタート枠が与えられ、その枠内の好きなタイミングでスタートすることができる。

富士ヒルクライムの一般参加者のスタート
手を振りながらスタートしていく参加者

富士ヒルクライムの一般参加者のスタート
青空の下、空いているタイミングを狙い、悠々と走り出す。多くの参加者が笑顔でスタート

枠の冒頭で一斉にスタートする感覚を楽しむ参加者がいれば、少し待機し、空いたタイミングに出ていく参加者もいる。雨は完全に止み、午前8時ごろには青空が広がった。朝は雲に覆われていた富士山も、ほぼ全身を現した。陽の光に輝く美しい新緑のスバルラインに向け、笑顔の参加者が次々とスタートして行った。
この日、出走したのは7400名あまり。スタートにはおよそ3時間40分が用意され、ゴール後は速やかに下山をお願いし、密を作らない工夫がなされたため、参加者は快適に走ることができたことだろう。今年の完走率は99%と極めて高く、「挑みやすく、満足度の高いヒルクライム」との評価をさらに確実なものにした。

富士ヒルクライムを完走して笑顔の参加者
ゴール後、達成感いっぱいに五合目で過ごす時間も楽しい

富士ヒルクライムの絶景
五合目からの絶景を楽しむ。上りきったご褒美だ!

コロナ禍にありながらも、プロ選手の参加やコンテンツのライブ配信と、新たな試みを加え、魅力度を増しているMt.富士ヒルクライム。走り方講座やウェア講座など、安全に関する内容も会場におらずとも聴くことができ、コンテンツの配信を通じて、今年参加を見送った層の富士ヒルクライムへの関心をキープし、新たな層への興味を広める効果も期待できるだろう。室内トレーニングデバイスの「ズイフト」を用いて、手軽にレースへのトレーニングができる仕掛けもあり、自分に挑戦したい思いを抱く参加者の参戦をサポートする企画も好評だ。

絶景の中を走る富士ヒルクライム
絶景の中を走る参加者

富士山は近くで見ると、大きく、言葉にならないオーラに溢れており、多くの日本人が、この山に臨む感覚を特別なものと感じるようだ。まだ海外からの来訪が本格化されていない今年でも、日本に住む外国籍の参加者も多く見受けられた。今後は海外からの参加も増えていくのかもしれない。Mt.富士ヒルクライムは、来年以降もさらに多くの参加者を集める大会に発展を続けていくことだろう。

画像提供:Mt.富士ヒルクライム実行委員会

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