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2022/12/07

P-Navi編集部

Jプロツアー第18戦・今治クリテリウム

Jプロツアー第18戦・今治クリテリウム

JBCFロードシリーズの最高峰リーグJプロツアーは、今年初開催となる愛媛県今治市でのクリテリウムで10月29 日、最終戦を迎えた。
10月30日に国内外から7000名の参加者を招いて4年ぶりに「サイクリングしまなみ」が開催。この「今治クリテリウム」は、イベント前日に多くの参加者を迎える今治市を舞台に、今治商工会議所設立120周年事業として開催された。四国で初めてのJプロツアーレースの開催となる。

道端カレン
しまなみ観光親善大使の道端カレンさんらを迎えたパレード走行

レース前には、今治市の徳永繁樹市長らを先頭にクリテリウムコースを1周するパレードライドが行われた。この日、設定された特設コースは、今治港に面した公道を用いたもので、1周1.4kmのショートサーキットだ。このコースを32周する44.8kmの設定で競われる。コース内には、500mほどの長いストレートが設定されているが、コーナーの数は12カ所にも上り、そのうち4カ所は減速と加速を強いられるテクニックを求められる種類のコーナーである。さらにコース後半は道幅が狭まる区間があり、集団はレイアウトに応じ、何度も引き伸ばされることになる。スピードの変化によるダメージが大きくなる集団後部に追いやられた選手たちが脱落し、人数は自然と削られていくことになるだろう。

コールされる小林海
リーダーの座を守り抜いた小林海(マトリックスパワータグ)の名がコールされる

徳永今治市長らを先頭に記念撮影
徳永今治市長らを先頭に記念撮影

多くの観客を迎えたにぎやかな会場で、選手がスタートラインにつく。先頭には、故障もあったが、個人総合首位を守り切り、レッドジャージを着た小林海(マトリックスパワータグ)とマトリックスパワータグのメンバーらが並び、大きな拍手の中、スタートした。

今治クリテリウムのスタート
スタートラインにつく選手

今治クリテリウムのパレードラップ
パレードラップで今治港横を走る

パレードラップとして設定された1周を終え、フラッグが振られ、リアルスタートが切られた。多くの観客を迎えての最終戦とあり、選手たちのモチベーションは非常に高く、ペースが一気に上がる。

入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)
集団のペースを引き上げる入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)

スピードが上がり、引き伸ばされた一列棒状の集団が駆け抜ける。後方では食らいつけなくなった選手の間に中切れが発生し、早くも隊列は千切れ、短くなっていった。

マンセボ(マトリックスパワータグ)
サーキットを埋める観客

高速でテクニカルなコースを走り続ける集団から、10周目に超ベテランのフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が単独で飛び出した。マンセボは10秒前後の差をつけて先行する。

独走を始めたマンセボ(マトリックスパワータグ)
フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が独走を始めた

愛三工業レーシングチーム
集団の先頭に立ち、コントロールを始める愛三工業レーシングチーム

メイン集団はスプリント勝負に持ち込みたい愛三工業レーシングチームがコントロールに入るが、単独で走るマンセボとの距離が縮まらない。それどころか、中盤から終盤にかけて、その差はジリジリと広がっていった。

独走を続けるマンセボ
衰えぬペースで、マンセボが集中を切らさず独走を続ける

愛三工業レーシングチーム
長く伸びた集団。先頭は変わらず愛三工業レーシングチームが占める

※独走するマンセボ!追う集団!勝利を手にするのは……!?

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