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2024/08/02

P-Navi編集部

Jプロツアー2024第9戦・おんたけタイムトライアル

Jプロツアー2024第9戦・おんたけタイムトライアル

JBCFロードシリーズの最高峰リーグであるJプロツアーの第9戦となる「おんたけタイムトライアル」が長野県木曽郡王滝村の御嶽湖南岸で5月18日に開催された。UCI(世界自転車競技連合)認定の国際ステージレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」とかぶる日程であり、TOJ参戦のメンバーは欠場した。

タイムトライアルのコースに設定されたのは、御嶽湖の南岸を往復する16km。レースは、これを2往復する32kmで競われる。コースはこまかなアップダウンはあるが、ほぼフラットといえるレイアウトだ。



設定されたのは湖岸を往復するコース。大きなアップダウンはない

出走順による風の影響も考えられたものの、この日は無風に近く、各選手に平等な条件下でレースは進行していった。47名を2ウェーブに分けてのタイムアタックがはじまった。

おんたけタイムトライアルのヘアピンカーブ
レースが始まった。コース両端にはヘアピンカーブが設定されている

まず第1ウェーブでは伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)が39分51秒と、唯一の40分切りを果たして暫定トップに立った。

伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)
暫定トップとなる39分台の記録を出した伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)

続く第2ウェーブで、この日の本命である全日本タイムトライアルのタイトルを持つ金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)がスタート。1周目完了時で暫定トップに立つと、そのまま好ペースを保ち、伊藤にも1分の差を付け、38分52秒のトップタイムをたたき出し、フィニッシュした。

金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)
トップタイムをたたき出した金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

その後も、金子のタイムは更新されることなく、優勝が確定した。

おんたけタイムトライアルの表彰台
優勝した金子、2位の伊藤、3位の宇田川塁(群馬グリフィンレーシングチーム)と群馬グリフィンレーシングチームが表彰台を独占した

今季2勝目を上げた金子は、この加点で個人総合首位に立ち、プロリーダージャージも手にした。U23の首位は、このレースは欠場となったが、寺田吉騎(シマノレーシング)が守った。

リーダージャージを手にする金子宗平
個人総合でトップに立ち、リーダージャージを手にした金子

Jプロツアーとしては、翌日、おんたけヒルクライムが開催された。

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【結果】
Jプロツアー2024第9戦
おんたけタイムトライアル(32km)

1位/金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)38分52秒
2位/伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム) 39分51秒
3位/宇田川塁(群馬グリフィンレーシングチーム)40分40秒
4位/内田宇海(弱虫ペダル サイクリングチーム )41分20秒
5位/三宅太生(群馬グリフィンレーシングチーム)41分22秒

【Jプロツアーリーダー】
金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

【U23リーダー】
寺田吉騎(シマノレーシング)

写真:JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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【Jプロツアー2024・開催レポート】
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