競輪
奈良G3(最終日)レポート
赤板となって最後位から早坂が猛スパート。
この力勝負、打鐘のタイミングで早坂が永井を叩き切った。
ラスト1周を残して、武田が満を持して前へ踏む。
だが、三谷竜も第1コーナーから武田との距離を詰める。
そして、一気に加速して、最終BSで早坂も武田も捲り切る。
三谷竜の後ろを三谷将と稲垣もシッカリ追走。
第4コーナーを回り、完全に近畿ラインが抜け出た形。
3人の直線勝負は三谷竜が押し切って1着。
2月1週目の高松G3に続き、今年、2回目の記念競輪優勝を飾った。
2着には兄・三谷将、3着は稲垣で、近畿ラインのお見事なワンツースリー・フィニッシュ。
ゴール後、感極まったのか?
三谷竜は涙ぐみ、その顔を隠すように下を向く。
しかし、兄と稲垣の祝福を受け、地元の観客の声援に応えた。
表彰式には兄も駆け付けて、ツーショットのフォトセッションに。
優勝/三谷竜生(SS・奈良101期)
SSになって初めての地元記念、優勝しようと思って練習してきた。
それで兄弟揃って、ワンツーを決められて本当に嬉しいです。
みんな強いので、ひとまずレースを動かしてからと思ってました。
武田さんとの勝負はガムシャラに踏んだだけです。
兄弟で連携することはなかなかないんですけど。
これからシッカリ連携して、G1の決勝でワンツー決めれるようにしたいです。
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