日本競輪学校第3回記録会レポート
2018年12月10日(月)〜12日(水)
日本競輪学校115回生・116回生 第3回記録会
115回生(男子69名)と116回生(女子21名)の第3回記録会が静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームと日本競輪学校で行われた。
(編集部は2〜3日目の日本競輪学校のみの取材)
今回は低気温、風雨などの悪条件も重なったこともあるのか、ゴールデンキャップ獲得者はいなかった。
115回生と116回生の各種目における一番時計選手のコメントは以下の通り。
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【115回生/男子】
・200m FD=10秒80
☆高橋晋也(福島24歳)
一番時計ではあったんですけど、学校記録を狙っていたので届かなかったのが悔しい。
ドームは学校に入ってからHPD(Hi Performance Division)で初めてだった。
とても良い環境で練習することができて慣れてきたところはある。
自分は持久系があまり得意ではないので。
200mや400mで第4回の記録会は学校記録を出したい、次こそはという気持ちです。
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・400m FD=22秒45
☆坂井洋(栃木24歳)
1日目(ベロドローム)は気象条件も関係ないのに調子が悪くて。
2日目は寒くて、3,000mの記録も出なかった。
3日目は何かしら流れを変えようという気持ちで臨んだ。
いつもより多目にウォーミングアップ、ギリギリまでやっていました。
一番時計は嬉しいんですけど、白帽を逃したのが悔しい。
次は絶対に白帽、ゴールデンで。
競争訓練も始まっているので、戦法と結果にこだわりながら、残りの競輪学校での生活を頑張っていきます。
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・1,000m TT=1分07秒06
☆小原佑太(青森22歳)
1,000mに関しては7秒台を狙っていたので、そこは良かったとは思います。
だけど、もう少しで6秒台も出せたので、詰めが甘いところなのかなと。
勉強して、練習して、そこは克服していきたいです。
競輪学校入学前に腰椎ヘルニアの手術をした。
昨年の12月にレーザー、それでもあまり良くならなかった。
迷ったんですけど、このまま競輪学校に入学しても練習できない日が続くと思った。
それで4月に切開手術、入学後の2〜3ヶ月は仕方ないという判断でした。
今は少し痛みがある程度で問題ないところまで回復してきていることを実感しています。
3,000mは雨は気になる程ではなかったんですけど、気温が予想以上に低かった。
走っているうちに身体も温まると思っていたが、最後の2〜3周で冷えて脚が止まってしまった。
前回も3,000mでゴールデンキャップを逃してしまっている。
鬼門だな、まだまだ詰めが甘いんだなと、反省しています。
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・3,000m TT=3分52秒93
☆鈴木薫(東京19歳)
とても寒くてバンクも重たい状況で、一番時計は嬉しいです。
これまでの記録会で速い人もいたし、正直、あまり自信はなかった。
ただ、時間のない中でもシッカリとウォーミングアップができた。
あとは高校ではロードレースの活動をしていたので、持久力が残っていたんだと思います。
ペースとしては1,000mまでの入りが第2回の記録会よりも遅かったので「大丈夫か?」という感じでした。
だけど、後半は落ちないで盛り返せたかなと。
競争訓練は自分が思った通りのレースができないことが多い。
先行主体で頑張りたいんですけど、なかなか前へ出れないのが課題。
卒業後は東京の選手たちを引っ張っていけるようになりたいです。
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