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競輪

2021/06/20

P-Navi編集部

【高松宮記念杯競輪G1】宿口陽一がG1初制覇!

【高松宮記念杯競輪G1】宿口陽一がG1初制覇!

2021年6月20日
第72回高松宮記念杯競輪(G1)最終日/岸和田競輪場

【12R=S級決勝】
1/稲川翔(S1・大阪90期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/山崎賢人(S1・長崎111期)
5/吉田拓矢(S1・茨城107期)
6/小松崎大地(S1・福島99期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/宿口陽一(S1・埼玉91期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)

前日までの雨は止み、晴天の下で開催された第72回高松宮記念杯競輪・最終日。
東西に分かれて勝ち上がった9選手の中でも、近況のタイトル戦線で優勝ラッシュを続ける松浦悠士と清水裕友の中国SSコンビが話題の中心となっていた。今開催は初日特選でも松浦が前回りで、決勝も同じく松浦-清水の並び。一番人気には番手の清水が推され、清水から地元単騎の稲川翔、ベテラン・佐藤慎太郎、そして松浦とのワンツーがオッズでは人気サイドとなった。
ゴールデンコンビと称されることも多い松浦と清水がレースを支配してくるのか__。S級S班2人を含む3車結束の北日本ラインや、好調な吉田、宿口の関東連携、一撃狙う単騎の稲川、山崎が、中国SSラインにどう対峙していくか注目を集めた決勝は、16時35分に号砲を迎えた。

■レース展開


号砲で松浦悠士が誘導を追い、隊列は誘導以下、松浦-清水、稲川、小松崎-佐藤-守澤、吉田-宿口、山崎で周回を重ねていく。吉田が上昇して赤板過ぎに松浦をかわすと、小松崎もすぐさま動いて、赤板2コーナー過ぎに吉田を抑えて北日本ラインが先頭に出る。打鐘で松浦がスパートすると、小松崎も踏んで主導権争いに発展。最終HS過ぎに松浦は小松崎を叩き切るが、単騎の山崎が好スピードの捲りを仕掛けていく。最終BS前に山崎の捲りを察知した清水は番手から捲りで応戦。山崎と清水のつばぜり合いの中、山崎の仕掛けに乗る形で吉田、宿口も直線で前団に迫ると、宿口が鋭く伸びて1着。2着に吉田で関東ラインがワンツー。守澤が大外から伸びて3着に入線した。

2車単8-5 6,190円(20番人気)
3連単8-5-9 58,660円(175番人気)


今回でG1は8回目の出場だった宿口は、G1初の決勝進出で初タイトルをゲット。


これで年末のKEIRINグランプリの出場権も獲得。G2、G3優勝も未経験だったが、いきなりの大仕事をやってのけた!


優勝/宿口陽一(S1・埼玉91期)
今節成績/東一予1着・青龍賞4着・東準決1着・決勝1着
次走出場予定/静岡F1(7月6日~8日)
「今でもちょっと信じられないです。優勝できたことは良かったと思っていますが、1着でゴールできるなんて思っていなかったので、まだ夢なんじゃないかと思っています。緊張しましたが、吉田君の頑張りに尽きますね。無我夢中でしたが、吉田君と連携を外さないようにだけ考えて走っていました。お世話になっている平原さんが今回欠場して、平原さんの分まで頑張ろうとは思っていましたが、まさか優勝できるとは。グランプリもまだ実感が無いですが、これからも1つ1つのレースをこなして頑張りたいと思います」

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