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2021/07/03

Nao Suzuki

Vol:1 私が自転車で走り続ける理由

Vol:1 私が自転車で走り続ける理由

みなさん、こんにちは! 今回からチャリロトのパーフェクタナビでもコラムを書かせていただくことになりました、ガールズケイリン110期の鈴木奈央です。

コラムということで、まずは自己紹介からさせていただきたいと思います!
1997年2月9日生まれの24歳。母のお腹から3,582g、52cmとかなり大きく産まれ、その後もすくすくと育ち、幼い頃から兄に負けない大きさだったと聞きます(笑)。幼い頃は、家の外で泥団子を作るのが大好きで、ピカピカの泥団子をたくさん作っていた記憶があります。

そして小学校に上がった頃、親戚のおじさんがロード自転車に乗っていたことがきっかけで、私と兄にも子供用の24インチのロード自転車を組んでくださり、そこから私の「自転車人生」がスタートしました。

小中学校の頃は、自転車以外にも習い事をたくさんしていて、水泳やバレーボール、陸上、書道、ピアノ、塾など私が「やってみたい!」と言ったものは全部やらせてもらいました。親にはとても感謝しています。その中でも、一番楽しかったのが自転車でした! 理由は、「メダルをもらえるから」。表彰台に登ってメダルや賞状を貰える、あの優越感がたまらなく好きだったんだと思います。そこで、高校に上がってからは、自転車競技一本でやっていこうと決め、自転車競技部のある星陵高校に入学しました。
高校1年生の秋頃からナショナルチームに所属することができまして、2歳上の兄が先にナショナルチームにいたこともあり、私も絶対に高校生になったらナショナルチームに入る!と思って練習をしていたので、選ばれた時はとても嬉しかったのを覚えています。アジア・ジュニア自転車競技選手権大会で優勝したり、ジュニア新記録を出したりと結果を出すこともできる様になってきた高校2年生の冬。もう進路を決めなければいけない時期でした。ここで、私はガールズケイリンという道を選びます。ジュニアの頃、私は短距離種目も中距離種目も、両方やっていました。でも、エリートになると両方の種目をやっている選手はなかなかいません。そんな時、加瀬加奈子選手がケイリンやチームパシュート、オムニアムも走って成績を残しているのを見て、私も加瀬選手のように両方で活躍できる選手になりたいと強く思いました。

自転車競技の中距離種目とガールズケイリンの両方で良い成績を残すことが、私の目標です。なかなか上手くいかないことも多いですが、あの幼い頃、夢中で泥団子を作っていた時のように、楽しむ心を忘れずに! 小学生の時のような、表彰台に登ったあの優越感を味わえるよう、これからも頑張っていきます! 応援していただけたら嬉しいです。

今後のガールズケイリンの出場予定は
7月5~7日/取手競輪
7月16~18日/函館競輪(ガールズケイリンフェスティバル)
7月29~31日/静岡競輪
です!

自転車競技のナショナルチームに所属しているため、こんなにたくさんの競輪を走るのはとても久しぶりです。優勝できるよう頑張ります!!

(※文中の写真は本人提供)

【略歴】

鈴木奈央(すずき・なお)

1997年2月9日生 静岡県出身

ガールズケイリンでは110期生(ガールズ5期生)として日本競輪学校(現:日本競輪選手養成所)に入り、在校1位の成績を上げる。2016年7月に静岡競輪場でデビュー。2戦目の平塚で初優勝を達成した。2021年6月現在、通算9回の優勝。
自転車競技では2017年11月にUCIトラックサイクリングワールドカップ第2戦(イギリス・マンチェスター)において女子チームパシュートに出場、同種目の日本初となる銅メダルを獲得した。

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