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競輪

2021/08/14

P-Navi編集部

オールスター競輪G1(5日目)レポート

オールスター競輪G1(5日目)レポート

2021年8月14日
いわき平競輪G1(5日目)
第64回オールスター競輪

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【9R=S級準決勝】

赤板1センター付近から吉田拓矢が松浦悠士をおさえると、今度は深谷知広がスパートして、打鐘で吉田を叩き切る。深谷には佐藤慎太郎、成田和也の地元勢が続いてライン3車が出切る。松浦も仕掛けるが、中団から山口拳矢が合わせて捲り発進。だが山口の捲りも前団を捕らえきれず、ゴール前ではライン3番手の成田が鋭く伸びて1着。2着に佐藤で地元福島勢のワンツー。3着に深谷が粘り、ライン3車の上位独占が決まった。


1着/成田和也(S1・福島88期)
今回成績:予4・予3・二2・準1
G1優勝:3回(2013年6月高松宮記念杯)
※G1決勝は2017年10月寛仁親王牌以来。
オールスター優出:2013年9月京王閣以来3回目。


2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:DR3・予2・SS7・準2
G1優勝:1回(2003年11月全日本選抜)
オールスター優出:2019年8月名古屋以来7回目。


3着/深谷知広(S1・静岡96期)
今回成績:DR5・予1・SS9・準3
G1優勝:2回(2014年7月寛仁親王牌)
オールスター優出:2017年8月いわき平以来3回目。

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【10R=S級準決勝】

松井宏佑が古性優作を打鐘前に抑えに行くと、打鐘では新田祐大が松井をかわして先頭に立つ。北日本ラインが前に出るが、古性は松井マークの和田健太郎を捌き、さらに前に踏んでから内に切り込み、今度は北の3番手を奪取する。新田の先行、守澤がマークし、3番手に古性の態勢のまま最後の直線を迎え、守澤が差し切って1着。2着新田で北日本のワンツー。3着に古性が入線した。


1着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:DR7・予7・二2・準1
G1優勝:無し
オールスター優出:2020年8月名古屋に続き2回目。


2着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:DR4・予1・SS6・準2
G1優勝:8回(2019年8月オールスター)
オールスター優勝:2019年、2015年と過去2回制覇。


3着/古性優作(S1・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:OR1・予2・SS1・準3
G1優勝:無し
オールスター優出:2年連続3回目、昨年は決勝3着。

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【11R=S級準決勝】

脇本雄太を警戒しつつ眞杉匠が赤板過ぎ2コーナーから先行態勢に入っていく。最終BS前から中団の中川誠一郎が捲りで迫ると、眞杉マークの平原康多がこれを牽制。最終4コーナーから平原は抜け出しを図り、粘る中川が再度直線で迫ってくるが、両者の争いを大外一気に脇本が強襲して1着。2着に中川、3着に平原が入線した。


1着/脇本雄太(SS・福井94期)
今回成績:DR9・予2・二1・準1
G1優勝:5回(2020年10月寛仁親王牌)
オールスター優勝:2018年いわき平で優勝。それがG1初タイトルだった。昨年は準優勝。


2着/中川誠一郎(S1・熊本95期)
今回成績:予1・予7・二1・準2
G1優勝:3回(2019年6月高松宮記念杯)
オールスター優出:2019年8月名古屋以来2回目。


3着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:DR6・予1・SS5・準3
G1優勝:7回(2017年2月全日本選抜)
オールスター優出:2019年8月名古屋以来5回目
過去5例あるファン投票1位からのオールスター制覇に挑む。

※G1優勝の( )は直近の優勝開催

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【最終日・11R=S級決勝】
1/新田祐大(SS・福島90期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/古性優作(S1・大阪100期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/中川誠一郎(S1・熊本85期)
7/守澤太志(SS・秋田96期)
8/成田和也(S1・福島88期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

注目の並びは
1新田-5佐藤-7守澤-8成田
2脇本-4古性
3平原(単騎)
6中川(単騎)
9深谷(単騎)

北日本が4車進出で、決勝も新田を先頭に結束する。
近畿勢は脇本、古性が今シリーズ初連携。両者の連携は昨年のオールスター決勝以来で、古性のG1初優勝の期待も高まる。平原、深谷、中川はそれぞれ単騎を選択した。

ナショナルチーム勢が進出して、決勝も超スピードレースが展開されそうだ。北日本ラインが4車のアドバンテージを活かして、地元G1タイトルを守り抜くか。脇本、古性の近畿ラインは昨年のオールスターで2着、3着に敗れており、今年こそは上位独占を目指す。積極策でドリームレースから見せ場十分の深谷、ファン投票1位の期待に応えたい平原、一撃の魅力十分の中川と単騎3名の動向も要注目のレースとなる。

【オールスター競輪ここまでのレポート】
3日目レポート(ガールズドリームレース)
2日目レポート(オリオン賞・アルテミス賞)
初日レポート(ドリームレース)
前検日レポート

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