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競輪

2021/12/18

P-Navi編集部

伊東温泉競輪G3(3日目)レポート

伊東温泉競輪G3(3日目)レポート

2021年12月18日
伊東温泉記念G3(3日目)
開設71周年記念「椿賞争奪戦」

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【10R=S級準決勝】

青板BS過ぎに長島大介が寺崎浩平を抑えると、すかさず上田尭弥も動いて赤板手前で先頭に立つ。そこを渡邉雄太が抑えると、寺崎が仕掛けて打鐘前には先行態勢に入る。目まぐるしく展開が動く中、最終HSでは寺崎-村田雅一の近畿ラインを長島が3番手で追う。そのままの態勢で最終BSを迎え、4番手から渡邉が捲りに出るがこれは不発。寺崎のスピードも良く、番手からゴール前追い込んだ村田が1着。粘った寺崎が2着。好位に入った長島が3着となった。


1着/村田雅一(S1・兵庫90期)
今回成績:特5・二2・準1
通算G3優勝:0回
G3決勝進出:6回目(2021年7月福井以来)

今日も寺崎君が出切れれば良い勝負できるかなと思いました。僕が調子良いというよりは、寺崎君は昨日よりもピッチが速かったし、踏む距離も長かったので、昨日よりも垂れたのかなと。すごい自信になりました。
決勝も寺崎君の番手です。


2着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:一4・二1・準2
通算G3優勝:0回
G3決勝進出:2回目(2020年11月松戸G3以来)

最後まで押し切れてよかったと思います。行くところを逃さず、仕掛けていこうと思っていました。昨日よりも状態は良いです。道中も冷静にいけました。決勝も積極的にいけたらよいですね。しっかり主導権を取って、楽しんで走りたいと思います。
決勝も自力で頑張ります。


3着/長島大介(S1・栃木96期)
今回成績:一2・二1・準3
通算G3優勝:2回(2021年8月高知記念)

後ろ攻めは覚悟していました。あの位置なので、寺崎君が駆けたら厳しい。スイッチだけを考えて、(3番手に)入れたのでラッキーでした。今日も前々に行けて、3着に入れたので状態も良いと思います。敵も強いですが、レースを作って勝負したいですね。
決勝は単騎です。

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【11R=S級準決勝】

前受けした北津留翼が追い上げてきた小川丈太を突っ張り、小川は一旦4番手に下がる。小川は打鐘で再度仕掛けを試みるが、そのさらに外を深谷知広が一気にスパート。最終HSで深谷が単独で先頭に立つと、その番手に北津留がすんなり入る。深谷との車間を詰めるようにスピードを加速させた北津留がゴール前で捕らえて1着。2着には北津留マークの坂口。深谷は3着で決勝進出。


1着/北津留翼(S1・福岡90期)
今回成績:特4・二1・準1
通算G3優勝:5回(2016年5月宇都宮記念)

今日は前から。深谷選手はスピードが違うので、絶対に来ると思って、ずっと踏んでいました。(後ろに)2車ついてくれていたのが、ありがたかったですね。抜けないかなとは思っていましたが、何とか抜けて良かったです。
決勝も自力です。


2着/坂口晃輔(S1・三重95期)
今回成績:特2・二2・準2
通算G3優勝:0回
G3決勝進出:16回目(2021年1月松山記念以来)

最終的に深谷が駆けて、北津留さんが7番手は嫌だなという想定。最低中団は取れるように。深谷の後ろがあいていたのも分かっていたので、あそこは最小限の動きで。自分の中では予想外なくらい走れています。
決勝も北津留さんにつけます。


3着/深谷知広(S1・静岡96期)
今回成績:特8・二4・準3
通算G3優勝:16回(2017年9月青森記念)

どこからでも先行とは考えていましたが、ちょっと見すぎて、翻弄されていました。気持ちよく3人で決めたかったですけど、反省点の多いレースになりました。今日は失敗してしまったので、最終日はしっかりと走れるように頑張りたいです。
決勝も自力でしっかり頑張ります。

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【12R=S級準決勝】

前受けした新田祐大は青板BSで原田研太朗を出させると、大石が上昇を開始して、赤板で主導権を握る。後方では、原田マークの桑原の内を進んでいた新田が牽制を受け7番手に下がり打鐘を迎える。大石がペースを上げてレースの主導権を握ると、大石マークの松坂は後続を警戒しつつ、最終3コーナー過ぎに新田と原田の捲りに合わせて番手から出る。そのインコースを3番手追走していた椎木尾拓哉が突いて1着。2着に松坂、3着はギリギリ届いた新田が入線した。


1着/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
今回成績:一1・二3・準1
通算G3優勝:0回
G3決勝進出:13回目(2021年5月函館記念以来)

先手ラインからと考えていましたが、大石君が行く雰囲気があったので、良い流れに向いてくれました。1着なので良かったです。昨日は情けなかったので、今日は気合いを入れて走りました。
決勝は、近畿ラインの3番手。


2着/松坂洋平(S1・神奈川89期)
今回成績:一3・二2・準2
通算G3優勝:3回(2020年2月小倉G3)

大石が決勝に乗れるように作戦も考えていましたが…。大石もけっこう踏んでいたので、僕も最後はかばいきれませんでした。感触自体は変わらず、です。
決勝は深谷の番手。連携は初めてです。


3着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:特3・二3・準3
通算G3優勝:8回(2020年9月青森記念)

道中で中途半端になってしまいましたね。大石君の先行もすんなりさせてしまったり、原田君もすんなり中団だったり。自分でダメなレースを作り上げてしまいました。自分でチャンスを潰してしまい、成田さん、櫻井には申し訳ないです。力を出せれば問題ない感じではあります。
決勝は、単騎で頑張ります。

※通算G3優勝の( )は前回のG3優勝

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【最終日・12R=S級決勝】
1/深谷知広(S1・静岡96期)
2/北津留翼(S1・福岡90期)
3/村田雅一(S1・兵庫90期)
4/寺崎浩平(S1・福井117期)
5/長島大介(S1・栃木96期)
6/松坂洋平(S1・神奈川89期)
7/坂口晃輔(S1・三重95期)
8/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
9/新田祐大(SS・福島90期)

注目の並びは
1深谷-6松坂
2北津留-7坂口
4寺崎-3村田-8椎木尾
5長島(単騎)
9新田(単騎)

決勝は、深谷知広と松坂洋平の南関東両者が初連携。北津留翼には、準決勝同様に坂口晃輔がつく。近畿は寺崎浩平を先頭に村田雅一、椎木尾拓哉の順で並び、長島大介と新田祐大が単騎戦を選び、細切れ戦となった。
静岡に移籍して初の地元記念優勝が期待される深谷だが、ナショナルチームでともに練習を重ねてきた新田や好調の北津留、日増しに調子を上げる寺崎や手強い追い込み陣が顔を揃えるなど、見応えのある戦いが予想される。

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【伊東温泉競輪のレースレポート】
共同通信社杯(2020年)優勝者:中本匠栄
競輪ルーキーシリーズ(2020年)優勝者:山口拳矢
伊東温泉記念(2019年)優勝者:三谷竜生
国際自転車競技トラック支援(2019年)優勝者:グレーツァー
伊東温泉記念(2018年)優勝者:渡邉雄太
伊東温泉記念(2017年)優勝者:早坂秀悟

→レインボーカップA級ファイナルは2ページ目をご覧ください!

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