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競輪

2022/04/16

P-Navi編集部

川崎記念G3(3日目)レポート

川崎記念G3(3日目)レポート

2022年4月16日川崎
開設73周年記念「桜花賞・海老澤清杯」(3日目)

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【10R=S級準決勝】

赤板後に深谷知広が動くと、中団の岩谷拓磨も合わせて仕掛け、打鐘から先行態勢に入っていく。深谷は岩谷の番手に入る形となり、最終HSを通過。最終2コーナーから吉田拓矢が捲りに出ると、深谷も番手から捲りを打っていく。最終2センターで吉田が深谷を捕らえて先頭に立ち、吉田マークの守澤太志が差し切り1着。2着に吉田、3着は直線外を伸びた小川勇介が南関両者をかわして入線した。


1着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特3・二3・準1
G3優勝:2回(2021年6月別府記念)

今日は、吉田(拓矢)君の後ろだったのに、けっこう余裕があったので、戻ってきているなと感じました。状態が少しずつ噛み合ってきた感じですね。さらに良くなるようにがんばります。
決勝は、位置を決めずに1人です。


2着/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績:特9・二2・準2
G3優勝:3回(2022年1月立川記念)

岩谷(拓磨)君がどう動くのかと思っていたのですが、打鐘手前のスピードが上がったところをしのぐ形になったので、けっこうキツかったです。最後、抜かれてしまったのは仕方ないのかなと。竹内(智彦)さんまで連れ込めればよかったのですが、ワンツーだったので及第点。
決勝は、恩田(淳平)さんに任せてもらったので自力。1着を取れるように頑張りたい。


3着/小川勇介(S1・福岡90期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝進出:13回目(2021年12月佐世保記念以来)

(岩谷)拓磨が前に前に踏んだから、あの位置があると思っているので感謝しています。流れが来ているのが大きいです。チャンスがないところから、どうやったら車券に絡めるかを想定して走れているので、上手くリカバリーできていると思います。
決勝は、二次予選でも連携した松浦(悠士)君に付きます。

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【11R=S級準決勝】

赤板2コーナー過ぎに根田空史が瓜生崇智をかわして主導権を握っていく。打鐘過ぎに一瞬あいた内を瓜生崇智が突いて、根田の番手を奪取。最終BS5番手から野原雅也が捲りで前団を飲み込むも、近畿ラインを追った松浦悠士が鋭い差し脚で1着。二次予選で300勝を達成し、準決勝で301勝目をマーク。最終BS最後方から恩田淳平が2着、野原マークの東口善朋が3着に入線した。


1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:14回(2022年2月奈良記念)

野原君が、ずっと後ろを見ているようで、なかなか仕掛けられなかったです。セッティングを微調整して、2日目よりも自転車とマッチするようになってよかったです。
決勝は、優勝できるようにいいレースしたいです。自力でがんばります。
(二次予選での300勝について)2018年くらいからペースアップして積み重ねてきて、1着を取れる選手になり、このクラスでの300勝は嬉しい気持ちが大きいです。でも、気持ちは次に向いています。400勝、500勝と達成できるよに積み重ねていきたいです!


2着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:一4・二1・準3
G3優勝:1回(2018年1月和歌山記念)

2日目、3日目とレース勘が戻ってきている感じだし、脚自体も悪くないと思います。それなりに仕上がっていると思います。しっかり走りたいと思います。
決勝は、小森の番手です。


3着/恩田淳平(S2・群馬100期)
今回成績:一3・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝進出:2回目(2021年1月岸和田G3in和歌山以来)

理想は野原(雅也)君の3番手でしたが、一番後ろから腹をくくって走るしかない感じでした。最後は小倉(竜二)さんの動きを見ながら、小倉さんが内に行ったら外、外に行った内へと動いて、目一杯に踏んで勝負かなと。与えられた位置で確定板に入って、お客さんに貢献できるようにがんばりたいと思います。
決勝は、吉田(拓矢)君の後ろです。

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【12R=S級準決勝】

打鐘で吉澤純平が前団を抑え、後続を警戒しつつ、先行態勢に入る。最終HS6番手から郡司浩平が捲りを仕掛けると、抜群のスピードで最終BS過ぎには吉澤を捕らえて先頭に躍り出る。郡司はそのまま押し切り1着。郡司マークの松谷秀幸が2着で神奈川ワンツー。3着には大外伸びた小森貴大が入線した。


1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二2・準1
G3優勝:13回(2022年1月和歌山記念)

踏み込んでから上手く自転車が流れてくれたし、仕掛け切れました。最後まで踏み切れてよかったです。2日目も長い距離を踏めましたし、今日も1周くらい仕掛けられているので、明日もは戦いやすくなるかなと思います。
決勝は、自力で優勝できるようにがんばりたいです。


2着/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:3回(2020年3月奈良記念)

(郡司)浩平が強すぎますね。追走が難しいです。自転車のセッティングを微調整して、良くなるようにがんばります。決勝も、浩平にしっかり追走していって、ゴール前勝負できるようにがんばりたいです。


3着/小森貴大(S2・福井111期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝進出:初

あわよくば自力を出そうと準備していたのですが、他の皆さんが凄すぎて、ゴール勝負の形になりました。でも、最後しっかり伸びてよかったです。師匠の市田(佳寿浩)さんと先月から練習を見直して、少しずつ結果が伴ってきたのがよかったと思います。記念決勝は初めてです。東口さんの前で自力でがんばります。

※G3優勝回数の( )は前回G3優勝開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/郡司浩平(SS・神奈川99期)
2/吉田拓矢(SS・茨城107期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/小川勇介(S1・福岡90期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/小森貴大(S2・福井111期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/恩田淳平(S2・群馬100期)
9/松谷秀幸(S1・神奈川96期)

注目の並びは
1郡司-9松谷
2吉田-8恩田
7松浦-4小川
6小森-5東口
3守澤(単騎)

平塚記念から連戦の郡司浩平に、準決勝でワンツーを決めた松谷秀幸が結束する神奈川ライン。
吉田拓矢には、恩田淳平が付き、関東ラインを形成。
松浦悠士には二次予選でもラインを組んだ小川勇介が続き、近畿勢は初の記念決勝進出を果たした小森貴大と東口善朋が連携する。守澤太志は位置を決めず単騎を選択し、細切れの戦いとなった。
まずは決勝にしっかりと駒を進めた郡司が、川崎記念3連覇を達成なるかが最大の注目ポイント。
二次予選で節目の300勝達成した松浦悠士、豪快な自力戦を見せる吉田、そして単騎の守澤とS級S班の動向が気になるところ。
強豪が揃って、どのラインにもチャンスがありそうな決勝。豪華メンバーでの一戦を制するのは……!?

※3日目のピックアップレース&過去の大会プレイバックは次ページへ!

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