TOP > 競輪 > 松戸競輪G3(3日目)レポート

競輪

2022/06/11

P-Navi編集部

松戸競輪G3(3日目)レポート

松戸競輪G3(3日目)レポート

2022年6月11日
松戸競輪G3(3日目)
燦燦ムーンナイトカップ

【松戸競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】

青板BSで林大悟が仕掛けるも、野口裕史が譲らない。打鐘で菊池岳仁がスパートすると、野口を叩き切り、関東ライン3車が出切る。他ラインとの差を広げたまま、菊池が押し切り1着。マークの久木原洋は差し及ばず2着、3着は3番手の横山尚則。

菊池岳仁
1着/菊池岳仁(S1・117期)
今回成績:特2・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(2021年6月松山G3以来)

前なら突っ張りで、叩き合いになるのも仕方ないと思っていました。勝負ところで、落ち着いていけたと思います。今日が組み立て、脚の感じも一番良かったです。
決勝は脇本さんや強い人ばかりですが、自分のレースをしてラインで勝負できるように頑張りたい。自力です。

久木原洋
2着/久木原洋(S1・埼玉97期)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(2021年5月奈良G3以来)

菊池が冷静でしたね。作戦は前でしたが、南関東が前なら中団で。踏み出しが強烈でした。付いてからは余裕ありましたが、難しかったですね。菊池が強かったです。感触は良いと思いますが、今日は疲労感ありますね。
決勝も菊池の番手です。

横山尚則
3着/横山尚則(S1・茨城100期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(2018年10月熊本記念in久留米以来)

菊池がかなり強かったです。離れていった感じで、きつかったですね。菊池、久木原さんに感謝しかないです。そこに付いていくのに必死で、ラインに迷惑かけなくて良かったです。
(決勝は)関東3番手で、頑張ります。

***************

【松戸競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】

赤板で犬伏湧也が抑えたところを、高橋晋也が仕掛けていく。高橋は打鐘前に犬伏を叩いて、阿部拓真とともに主導権を握る。3番手に入った犬伏は阿部の牽制もあり捲り不発。そのまま高橋が逃げ切り1着、番手を守り切った阿部が2着で北日本ラインのワンツー。単騎で犬伏ラインの後位から進めた真崎新太郎が3着に入線した。

高橋晋也
1着/高橋晋也(S1・福島115期)
今回成績:特5・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(2021年4月西武園記念以来)

車番も悪かったですし、積極的に駆けないと勝てないと思ったので、気持ちを出していきました。きつかったです。脚の状態は変わらず良い感じで、身体の使い方もどんどん良くなっています。味方がいるのも心強いですね。決勝も自力です。

阿部拓真
2着/阿部拓真(S2・宮城107期)
今回成績:一5・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(2021年12月広島記念以来)

踏み合いになる順番でしたが、(高橋が)力でいってくれましたね。かかりもよくて、BSから踏み直していたので、援護すればワンツーが決まるかなという感じでした。自分の感触も日に日に良くなっていますね。
決勝も信頼して晋也に任せます。

真崎新太郎
3着/真崎新太郎(S2・栃木85期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(2018年4月函館G3以来)

高橋君か犬伏君のどちらかが主導権を取るという予想で、うまくハマった感じです。33バンクで流れを殺すレースにはならないと思ったので、立ち遅れないようにと。日に日に感覚も良くなっています。まさか決勝に乗れるとは。
決勝は関東の4番手です。

***************

【松戸競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】

スローペースで誘導との車間を切った松坂侑亮が、脇本雄太を警戒しつつペースを上げて神奈川ラインの主導権取り。最終HSから中団の末木浩二が捲りに出ると、最終2コーナーでは松坂を追走した青野将大が番手捲り。だが7番手から捲りを打った脇本が圧倒的なスピードで前団を飲み込み今開催3連勝のゴール。2着に青野、3着に神奈川3番手の加藤圭一が入線。

脇本雄太
1着/脇本雄太(S1・福井94期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:9回(2022年3月玉野記念)

誘導と車間を切られて僕も行きづらかったですね。変な捲りになって申し訳ない気持ちが強いです。仕掛けたいタイミングが遅くなっている違和感があるので、あと一走、気持ちを入れ直したいですね。単騎で優勝を目指して頑張ります。

青野将大
2着/青野将大(S2・神奈川117期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

松坂君が先行で、番手捲りになったのは、自分も技術や力不足。頑張りを無駄にしないようにと思いました。昨日も長い距離を踏んで残れているので、脚の感じも悪くないです。G3決勝は初めて。
決勝は前で、自力で頑張ります。

加藤圭一
3着/加藤圭一(S2・神奈川85期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

今回成績:一2・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:13回目(2015年12月佐世保記念以来)

(松坂)侑亮と青野が頑張ってくれましたね。無我夢中で分かりませんでした。後輩の先行屋が頑張ってくれるので、頼もしいです。脚自体もいつになく良いと思います。展開にも助けられていますね。
決勝は青野に頑張ってもらいます。

***************

【松戸競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/脇本雄太(S1・福井94期)
2/菊池岳仁(S1・長野117期)
3/青野将大(S2・神奈川117期)
4/阿部拓真(S2・宮城107期)
5/横山尚則(S1・茨城100期)
6/真崎新太郎(S2・栃木85期)
7/高橋晋也(S1・福島115期)
8/加藤圭一(S2・神奈川85期)
9/久木原洋(S1・埼玉97期)

決勝の並びは
2菊池−9久木原−5横山−6真崎
3青野−8加藤
7高橋−4阿部
1脇本(単騎)

決勝は、ここまで圧倒的強さを見せる脇本雄太が単騎となった。
先行逃げ切りを決めた菊池岳仁に、準決勝同様に久木原洋、横山尚則と並び、さらに4番手を真崎新太郎が固める関東ライン。
好位からチャンスをものにした青野将大に加藤圭一が続く神奈川2車ライン。
そして、優勝を狙っている高橋晋也と阿部拓真が準決勝同様に連携する北日本ラインが形成された。
果たして、強敵の脇本を封じることはできるのか。
先行逃げ切りで、ともに決勝進出を決めた菊池、高橋の動向は要注目だろう。また、G3初決勝の青野の仕掛けからも目が離せないところ。

※同時開催の4日制ガールズケイリンの決勝メンバーは次ページをご覧ください!

12

ページの先頭へ

メニューを開く