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競輪

2022/07/02

P-Navi編集部

小松島競輪G3(3日目)レポート

小松島競輪G3(3日目)レポート

2022年7月2日 小松島競輪G3
小松島競輪開設72周年記念「阿波おどり杯争覇戦」(3日目)

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【小松島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
小松島競輪3日目10レース
打鐘で朝倉智仁が抑えて先頭に立つと、太田竜馬もすぐさま反撃に出る。太田は最終HSで朝倉を叩き切ると、マークの久米が続き、朝倉は3番手に入る。快調に飛ばす太田は押し切って1着ゴール。朝倉も詰め寄るが、最終HS8番手からの高久保雄介の仕掛けに乗った志智俊夫が2着。3着に高久保が入線した。

太田竜馬
1着/太田竜馬(S1・徳島109期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:5回(2021年7月小松島)

前を取って、行ったところを仕掛けていく作戦。予定通りでした。朝倉君がけっこう踏んでいたので、一瞬だけ迷いしましたが、ほぼ全開。よいスピードで乗り来れられたと思います。
(決勝も)自力です。

志智俊夫
2着/志智俊夫(S2・岐阜70期)
今回成績:一4・二3・準2
G3優勝:4回(2014年7月小松島)

高久保君を信頼して付いていました。今期はS2だし、気持ちを入れて走って、(S1に)また返り咲くために頑張ろうと思っています。(感触は)自分の中では最高。決勝も高久保君とラインを組みます。

高久保雄介
3着/高久保雄介(S1・京都100期)
今回成績:一2・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(2019年3月防府)

反応が遅れてしまって、捲りに行った時も、ダメなタイミングで行ってしまいました。へばりつくしかなかったし、思ったよりも進んでくれてよかったです。決勝は反応が遅れないように頑張りたい。自力です。

10Rレース結果

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【小松島競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
小松島競輪3日目11レース
上野雅彦が阿竹智史を連れて、打鐘後からペースを上げて先行態勢に入る。眞杉匠も巻き返しを狙うが、これは阿竹が巧みに牽制。阿竹は最終BS前に番手捲りを打って抜け出すも、後位に続いた山田庸平が差し切り1着。2着に阿竹が入線。一度は仕掛け不発も、眞杉が両者を追う形で3着に入線した。

山田庸平
1着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(2022年4月平塚以来)

けっこう警戒されていましたね。先に切って、3番手を取ってからと思っていましたが、動くのが遅かったです。でも、遅れた割にはうまくしのげました。感触はいつも通りです。
決勝は自分で。単騎で頑張ります。

阿竹智史
2着/阿竹智史(S1・徳島90期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:2回(2019年3月玉野)

スタート失敗して申し訳なかったです。そこからは全てギリギリのところで、しっかり走れたと思います。3日間、前が頑張ってくれた、それだけです。
決勝は、太田君の番手。

眞杉匠
3着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:1回(2022年3月名古屋)

昨日よりアップの感触は良かったのですが、展開が厳しかったですね。(自転車の)出も悪かったので、我慢でした。連日、反省のレースですね。
(決勝は)単騎です。

11Rレース結果
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【小松島競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
小松島競輪3日目12レース
打鐘で先頭の橋本智昭がペースを上げていくが、松浦悠士が仕掛けてレースの主導権を奪い返す。松浦に小倉竜二、室井健一と地元両者がしっかりと続き、ゴール前で小倉が差し切り1着。2着松浦、3着室井で中四国ラインの上位独占が決まった。

小倉竜二
1着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特4・二2・準1
G3優勝:8回(2021年5月前橋)

前を取って、引いて、すかさず行く。作戦通りでした。さすがに長い距離だったので、きっちりと捕らえられました。初日はきつかったけど、修正できています。
(決勝は)阿竹の後ろです。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:15回(2022年4月川崎)

叩くか、合うようなら外並走でも良いと思っていました。昨日の犬伏君のフォームを見て、参考にしました。ライン3人で決まったことが嬉しいです。最後は垂れましたけど、気付きがありました。自分の感触も良かったです。
(決勝は)自力です。

室井健一
3着/室井健一(S2・徳島69期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:0回(2021年4月武雄以来のG3優出)

行けるところから行く作戦でしたけど、松浦が年寄りをいたわって、連れて行ってくれた。後ろを見る余裕もありました。
(決勝は)松浦君の番手に。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は前回のG3優出開催

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【小松島競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/小倉竜二(S1・徳島77期)
2/眞杉匠(S1・栃木113期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/室井健一(S2・徳島69期)
5/山田庸平(S1・佐賀94期)
6/高久保雄介(S1・京都100期)
7/太田竜馬(S1・徳島109期)
8/志智俊夫(S2・岐阜70期)
9/阿竹智史(S1・徳島90期)

注目の並びは
7太田-9阿竹-1小倉
3松浦-4室井
6高久保-8志智
2眞杉(単騎)
5山田(単騎)

開設69周年から徳島勢が3年連続で地元優勝を果たしている阿波おどり杯争覇戦。
今年も前回覇者の太田をはじめ、阿竹、小倉、そして室井健の4名が地元記念の決勝進出を果たした。
SSの松浦悠士も軽快な動きを披露して、準決勝ではライン上位独占を演出。しっかりと決勝に駒を進めてきた。
これで中国・四国は5名となったが、4番手、5番手は厳しく、ライン5車連携ではなく、太田、阿竹、小倉の3名と、松浦、室井でライン2つに分かれることに。
準決勝でも連携した高久保と志智の近畿中部は、再度決勝でも連携。
また眞杉、山田の両者は、ともに単騎戦となった。

3車ラインの先頭を走る太田が好機に仕掛ければ、今年も地元勢にチャンス到来か。
一方の松浦も好機を逃さず仕掛けてくるだろうし、好感触とのコメントも出ているだけに、次の地元地区で開催されるG2サマーナイトフェスティバルへ最高の形で繋げたいところ。
単騎の両者の動向も注目だろう。
今回の眞杉はややトーンが低いが、単騎戦でも勝ち切る力は十分。
山田も記念初優勝へ、虎視眈々と一撃を狙ってきそうだ。

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