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競輪

2022/09/27

P-Navi編集部

【向日町競輪G3】脇本雄太が2年連続完全V

【向日町競輪G3】脇本雄太が2年連続完全V

2022年9月27日 向日町競輪G3
京都向日町競輪開設72周年記念「平安賞」(最終日)

9月24日から4日間の日程で開催された向日町競輪開設72周年記念「平安賞」G3。
昨年の当開催で完全優勝した脇本雄太が、今年も初日から3連勝で決勝進出を決めてシリーズをけん引。また、ただ1人のS班・清水裕友や関東のホープ・坂井洋、ベテランマーカーの成田和也や小倉竜二も勝ち進み、脇本-稲川翔の近畿タッグにどう対峙するのかが決勝のポイントとなった。
最終日は10レースから時折、強い雨が降る不安定なバンクコンディション。レースは後ろ攻めを選択した脇本が打鐘前からスパートして先行態勢に入ると、マークの稲川を振り切って優勝ゴール。G3は6月の松戸以来で通算11回目、さらに平安賞は昨年に続いて2年連続の完全優勝となり、今開催も圧倒的な強さを示す結果となった。

※3日目のレポートはこちら

【向日町競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/脇本雄太(S1・福井94期)
2/坂井洋(S1・栃木115期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/稲川翔(S1・大阪90期)
5/小原太樹(S1・神奈川95期)
6/筒井敦史(S1・岡山85期)
7/小倉竜二(S1・徳島77期)
8/桑原大志(S1・山口80期)
9/成田和也(S1・福島88期)

【レース展開】
向日町競輪G3決勝の周回

向日町競輪G3決勝の最終ホーム

向日町競輪G3決勝の最終1センター

向日町競輪G3決勝のゴール

誘導以下、3清水-8桑原-6筒井-7小倉、2坂井-9成田-5小原、1脇本-4稲川で周回していく。隊列そのままで赤板を過ぎると、8番手の脇本は2コーナー付近から一気に加速。清水も踏むが、打鐘過ぎ4コーナーで脇本が叩き切り、稲川との近畿2車が主導権を握る。両者と車間が開いた3番手に清水、坂井は7番手に置かれる。快調に飛ばす近畿ラインの前に後続は差を詰められず、抜け出した脇本と稲川の直線勝負となるが、脇本が振り切って優勝。2着に稲川で近畿ワンツー。3着には清水マークの桑原が入線した。

【向日町競輪G3(最終日)12R=決勝結果】
2車単1-4 360円(1番人気)
3連単1-4-8 3,490円(9番人気)
決まり手:逃げ-マーク

向日町競輪G3を優勝した脇本雄太
優勝/脇本雄太(S1・福井94期)
今回成績/特1・二1・準1・決1
次走出場予定/松山G3(10月13日~16日)

清水君が前受けは予想していなかったです。初手は様子を見て、後ろだったらいいかなと。
坂井君が躊躇(ちゅうちょ)するなら、僕が行くという気持ち。展開上も有利に働いたと思います。
僕の中では稲川さんと信頼関係があるので、強気で攻めないといけないと思いました。
何とかしてくれると思っていましたし、ワンツーを決める意識もあったので、決勝で発揮できてよかったです。
脚の感触は変わっていないですが、気持ちは決勝で良い方向につながりました。
寛仁親王牌には出られないのですが、次のG1の競輪祭に向けて、そこで優勝できるように、仕上げていきたいと思います。

向日町競輪G3を制した脇本雄太

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\向日町競輪G3(最終日)注目選手・ピックアップ/
【最終日・7R=S級特選】
佐藤友和
400勝達成は次回へ
2着/佐藤友和(S1・岩手88期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

余裕はあったのですが、(高橋)晋也も最後に伸びていきました。初日もそうですけど、なかなか400勝をさせてくれないですね(苦笑)。脚力不足だし、まだこのクラスでは足りていないので、もう一度、土台作りをやっていきたいと思います。

【最終日・10R=S級特秀】
根田空史
豪雨の中、上位独占を演出
2着/根田空史(S1・千葉94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

(強雨で)前が見えないくらい(苦笑)。昨日のレースの後に、ワッキー(脇本雄太)にもセッティングを見てもらいました。(道中は)一緒になって脚を使うよりも、タイミングで落ち着いて仕掛けようと。余裕はありましたけど、このコンディションなので、最後に抜かれるのは仕方ないです。条件が良ければ、また違っていたと思います。

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