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競輪

2022/10/10

P-Navi編集部

【松阪競輪G3】山田久徳が4回目の記念V

【松阪競輪G3】山田久徳が4回目の記念V

2022年10月10日 松阪競輪G3
松阪競輪開設72周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」(最終日)

S級S班が3名参戦して、シリーズの中心を担うかと思われた今年の松阪記念。しかし、準決勝は波乱の連続となり、佐藤慎、清水裕、吉田拓のS班3名は勝ち上がりを逸してしまう。一方で、力強い走りを見せたのは地元・三重勢で、準決勝ワンツーの浅井康太と皿屋豊、さらに坂口晃輔と3名が決勝進出。その地元3車が結束して、三谷竜生と山田久徳の近畿勢や、太田竜馬、諸橋愛らを迎え撃つ図式となった。
決勝は太田竜馬が先行態勢に入る中、打鐘過ぎに浅井康太が落車のアクシデント。3番手をキープした三谷が最終2コーナーから捲り、マークの山田久徳がゴール前差し切って優勝のゴール。山田は今年2月の高松以来、4回目のG3制覇を決めた。

※3日目のレポートはこちら

【松阪競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/太田竜馬(S1・徳島109期)
3/諸橋愛(S1・新潟79期)
4/皿屋豊(S1・三重111期)
5/三谷竜生(S1・奈良101期)
6/岡光良(S2・埼玉94期)
7/山田久徳(S1・京都93期)
8/大塚健一郎(S1・大分82期)
9/坂口晃輔(S1・三重95期)

【レース展開】
松阪記念決勝の周回中
周回
松阪記念決勝の打鐘前
打鐘前
松阪記念決勝の最終2コーナー
最終2コーナー
松阪記念決勝の最終4コーナー
最終4コーナー
松阪記念決勝のゴール
ゴール

誘導以下、4皿屋-1浅井-9坂口、3諸橋、5三谷-7山田-6岡、2太田-8大塚で周回を重ねる。まず太田が上昇して、赤板過ぎに三重ラインを抑えると、3番手に三谷が続いて、皿屋は6番手、諸橋が9番手の態勢となる。太田は徐々にペースを上げていくが、打鐘過ぎに浅井が落車、最後方の諸橋は内を突いて6番手の位置を皿屋から奪取する。太田の先行で、三谷は最終2コーナーから捲り発進。三谷は最終4コーナー過ぎに太田をとらえると、三谷マークの山田が直線で鋭く差し切り優勝。2着に三谷で近畿ワンツーが決まった。岡、大塚も迫るが、3着は諸橋が入線した。

【松阪競輪G3(最終日)12R=決勝結果】
2車単7-5 3,550円(14番人気)
3連単7-5-3 16,550円(51番人気)
決まり手:差し-捲り

松阪記念優勝の山田久徳
優勝/山田久徳(S1・京都93期)
今回成績/一1・二3・準3・決1
次走出場予定/寛仁親王牌(10月20日~23日)

(三谷)竜生の後ろで、しっかりと付いていこうと思っていました。
落車は音が聞こえていて、誰かが落車したのは分かりましたけど、竜生がどこで仕掛けるかが分からなかったので。しっかり竜生が仕掛けてくれたので、それが大きかったですね。竜生が強かったです。竜生は抜きにくいし、初日に抜けたことは自信にもなっていました。(近畿で)ワンツーが決まって良かったです。あと岡さんが3番手についてくれたのも大きかったと思います。ラインの力のおかげです。
1カ月(9月)あっせんが止まっていたので、そこでしっかりと練習ができました。練習内容も見直しましたが、こんなに良くなるとは思っていませんでしたね。
記念優勝は4回目ですが、ここまで記念を獲れるとは思っていませんでした。今の制度で勝つのは難しいので、かなり嬉しいです。もうちょっと上を目指して、また頑張ります。

松阪記念優勝の山田久徳のガッツポーズ

松阪記念優勝の山田久徳のウイニングラン久徳

※最終日の注目選手ピックアップは次ページへ!

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